「見事なボレー弾で見る者を魅了」1G1Aの旗手怜央に驚異の“9点評価”!「彼のクオリティは明らかだ」

2022年07月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

「キラーパスでマエダの追加点をお膳立て」

プレシーズンマッチで鮮やかなボレー弾を叩き込んだ旗手。(C) Getty Images

 昨シーズン終盤に精彩を欠いた原因は疲労にあるとみられていた。休養を経て、セルティックの旗手怜央は新シーズンに向けて調子を上げている。

 セルティックは7月20日、レギア・ワルシャワとプレシーズンマッチを行い、2-2で引き分けた。旗手は前半の45分間をプレーし、先制点をマーク。さらに前田大然の追加点をお膳立てし、1得点・1アシストと大活躍している。

 旗手は20分、ボックス内に飛び込むと、カラム・マグレガーの浮き球パスに反応。後方からのボールに見事に合わせ、ダイレクトボレーで均衡を破った。さらに、前半終盤には鋭いスルーパスで前田のゴールを演出している。

 地元紙『Daily Record』は、「前半に素晴らしいパフォーマンス。リフレッシュし、再び準備ができたことを大いに示している」と、旗手に賛辞を寄せた。

「Jリーグでフルシーズンを終えてから1月に加入し、見事に輝いてから、終盤戦ではやや燃え尽きていた。だが、彼のクオリティは明らかであり、誰よりも数週間の休養が恩恵となることは一般的なコンセンサスだった。今夜はその評価が正しかったという証拠かもしれない。見事なボレーでのゴールは見る者を魅了した。そしてキラーパスでマエダの追加点をお膳立てしている」

【画像】後方から来たボールを捉え、見事なボレー弾を決める旗手
 また、『The Herald』も「夏の休養がリフレッシュと再充電に役立つかが大きな疑問だった。加入した際に最初にセルティックのサポーターを驚かせた選手に戻ることができるかどうか、ということだ」と、旗手が加入当初、さらにはそれ以上の活躍を期待させる存在だとたたえている。

「その答えはイエスのようだ。実際は、さらにレベルアップしたかもしれない。セルティックのサポーターたちは、フレンドリーマッチでのハタテを見て、彼がアンジェ・ポステコグルー監督のチームにもたらせることについて再び興奮したに違いない」

 セルティック専門サイト『THECELTICWAY』は、採点記事で旗手をチーム最高の9点と評価。序盤から「存在感を発揮」していたと称賛している。

「単純だが、適切な休息とプレシーズンによって、彼は活力を取り戻したようだ」

 初のフルシーズン参戦となる2年目に向け、順調に準備を進めている様子の旗手。さらなる飛躍が期待される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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