【日本6-0香港|採点&寸評】西村、相馬、町野ら攻撃陣が猛アピール! 中盤では藤田ら新たな光も

2022年07月19日 本田健介(サッカーダイジェスト)

守備陣はクリーンシート達成

【警告】日本=なし 香港=ユエ・ツェナム(82分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】西村拓真(日本)

[E-1選手権]日本 6-0 香港/7月19日/茨城県立カシマサッカースタジアム
 
【日本代表・総評】
6.5
「トップ下の西村+ダブルボランチの岩田、藤田」といった横浜の"セット"を上手く活用しながら序盤から試合を上手く展開。開始早々の相馬のFK弾でチームも勢いづき、前半だけで4ゴール(計6ゴール)。香港との実力差はあったとはいえ、Jリーグで好調ぶりを示していた選手たちの躍動に胸をスカッとさせた人も多いはず。ただ、このアピールがワールドカップにどこまでつながるか……。
 
【個人採点・寸評】
GK
23 鈴木彩艶 6
E-1の初陣でGKに抜擢されたのはこの19歳だった。ポテンシャル抜群のタレントは一度ボールをこぼした場面もあったが、ハイボールの処理も冷静で、落ち着いてパス回しにも参加した。
 
DF
2 山根視来 6.5(74分OUT)
19分には見事なクロスで町野のゴールを、後半には鋭いボールで相馬のゴールをお膳立てし、2アシストをマーク。得意のハーフスペースにポジションを取りながらワンタッチパスなどでも攻撃を活性化した。ただボールが落ち着かないシーンも。
 
3 谷口彰悟 6(HT OUT)
腕章を巻いて登場。川崎の誇れるキャプテンは試合前から周囲を叱咤激励し、チームを引き締めた点は見逃せない。もっとも守備面ではもう少し落ち着いて対応したかったか。前半のみでお役御免に。
 
5 畠中槙之輔 5.5
谷口と連係して最終ラインの中央部をプロテクト。気持ちのこもった守備を見せた。しかしどこかバタバタした印象もあった。無失点だっただけに「6」と悩んだが……。
 
13 杉岡大暉 6
右の山根同様にアーリークロスを狙いつつ、サイドチェンジも。パス回しではもう少し柔軟に振る舞いたかったか。果敢に上下動したが、危ないクリアも。
 

次ページ西村、相馬はそれぞれ2ゴール

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