「個々が存在感をアピール」6発完勝の香港戦で“国内組”が躍動! 森保監督は「チームとして繋がってくれた」と評価

2022年07月19日 サッカーダイジェスト編集部

4大会ぶりのE-1優勝に向け、大量得点の白星発進

6ー0で香港に快勝した日本。試合後、森保監督は「試合の中でクオリティを上げてくれた」と振り返った。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 日本代表は7月19日、茨城県立カシマサッカースタジアムで開催されたE-1選手権の初戦で香港代表と対戦。6-0で勝利した。

 4大会ぶりの優勝を目ざす森保ジャパン。今大会は国内組のみのチーム編成となっており、26人中11人がA代表初選出という顔ぶれだ。選出されたメンバーにとっては、ワールドカップ本大会へのアピールの場となる。

 香港戦のスタメンは、GK鈴木彩艶、4バックは山根視来、谷口彰悟、畠中槙之輔、杉岡大暉、2ボランチに岩田智輝と藤田譲瑠チマ、トップ下に西村拓真、3トップは水沼宏太、町野修斗、相馬勇紀が名を連ねた。

 立ち上がりの2分、日本は幸先良く先制。香港選手のハンドにより、ペナルティエリア手前でFKを獲得。これを相馬がゴール左に直接決め、代表初ゴールをマーク。
 
 20分には、代表デビューの町野も記念すべき「初ゴール」をヘディングで決め、リードを広げた。さらに22分、西村も同じくデビュー弾で続き、3-0とし、序盤から香港を攻め立てる。40分には再び西村。強烈なミドルシュートを突き刺した。

 前半は4-0と日本の大量リードで折り返した。
 
 後半も日本がボールを握る時間が続く。55分には相馬、57分には町野が決め、得点を重ねた。守備でも危なげなく守り切り、そのまま6-0で勝利した。
 
 試合後、森保一監督は「チームとして、代表初招集の選手が多く練習時間も限られるなかで、試合のなかで成長し、チームのクオリティを上げていくことを実践してくれた。選手個々が自分の存在感をしっかりアピールし、チームとして繋がれたのではないか」と試合を振り返った。

 次戦は24日、豊田スタジアムで中国代表と対戦する。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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