「すごく自信があった」と相馬勇紀が芸術FK弾を振り返る。2得点目は「ファーで待たずにニアまで動き出し…」

2022年07月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

「2点を取れたことは素直に喜びたい」

香港戦で2ゴールを決めた相馬。直接FKにヒールキックと、どちらも華麗な得点だった。写真:塚本凜平(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 日本代表は7月19日、県立カシマサッカースタジアムで香港代表を6-0と撃破。Eー1選手権の初戦を勝利で飾った。

 日本は2分に相馬勇紀が直接FKで先制点を決めると、20分には町野修斗が追加点を奪う。さらに西村拓真が22分と40分にネットを揺らした。後半は55分に相馬が、57分には町野が2ゴール目を決め、ゲームは6-0でタイムアップした。

 試合後、2得点で勝利に貢献した相馬が、次のようにゴールを喜んだ。

「結果を目指してチームのために戦うと話したなかで、2点を取れたことは素直に喜びたいです。ただ、謙虚に次の試合に向けて頑張っていきたいです」

 美しい孤を描いた芸術FK弾について、相馬はこう振り返る。

「欲を言えばもう少しスピードを上げて、良いコースに飛ばしたかったのはあります。今年はチームでも1点を決めていて、あそこの角度にはすごく自信がありました。ゴールはゴールなので、そこは決められて良かったです」
 
 右サイドからのクロスを巧みに合わせた2ゴール目についても、相馬は口を開いた。

「最初は水沼(宏太)選手から直接もらおうとしたんですけど、そこが一個パスつながったなかで、ファーで待たずにニアまで動き出したことでゴールにつながったと思います」

 Eー1選手権は残り2試合、7月24日に中国、7月27日に韓国と、ともに豊田スタジアムで対戦する。「中国、韓国とさらにレベルが強くなる相手が待っているので、一喜一憂せずに足もと見つめながら頑張っていきたい」と意気込む相馬のパフォーマンスに注目だ。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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