【J1採点・寸評】鳥栖×清水|6度の決定機をシャットアウト。鳥栖のGK林が奮闘し、スコアレスドローに

2015年09月13日 サカクラゲン

劣勢に回った後半にGK林が輝く。

【警告】鳥栖=なし 清水=なし
【退場】鳥栖=なし 清水=なし
【MAN OF THE MATCH】林 彰洋(鳥栖)

【試合内容】
 前半は鳥栖ペース。セカンドボールを拾い、サイド攻撃やセットプレーでチャンスをうかがったが、フィニッシュまで持って行く機会は少なかった。
 
 後半に入り、一転して清水が猛攻を見せる。FWが前線で起点になり、サイドの選手も高い位置をとって圧力をかけ、一方的に押し込んだ。しかし、鳥栖のGK林のスーパーセーブにあって無得点に終わった。
 
【順位表】第2ステージ・10節終了時
 
【J1 PHOTOハイライト】2ndステージ・10節
 
【チーム採点・寸評】
鳥栖 5.5
前半は主導権を握りながらも攻めきれず。後半は一転して守勢に回り、なんとか無失点で乗り切った。
 
清水 6
前半の守勢をハーフタイムで立て直し、後半だけで14本のシュートを放つもゴールは奪えず。
 
【鳥栖|採点・寸評】
GK
33 林 彰洋 6.5
6度の決定機を完璧に防ぎ、後半の猛攻を耐えて勝ちに等しい勝点1を積み上げる立役者に。
 
DF
36 菊地直哉 5.5
3バックの中央に入り、最後まで統率を乱さず。相手FWの猛攻を受けながらも、無失点で乗り切る。
 
5 キム・ミンヒョク 6
身体を張って猛攻を撥ね返し、鋭い出足で攻撃参加も。最後まで運動量を保って走り切った。
 
29 谷口博之 5.5
左CBで身体を張って侵入を防いでいたが、不用意にポジションを離れて危うい場面を作ることも。
 
MF
23 吉田 豊 6
後半に押し込まれるも、巧みにポジショニングを修正しながら清水の左サイドを抑え込む見事な働き。
 
10 キム・ミヌ 5.5
積極的にボールを呼び込んでサイドから仕掛けたが、ゴールには結び付けられなかった。
 
8 水沼宏太 5.5
シュートを狙う積極性は買い。とはいえ、精度は満足とは言えなかった。アクシデントで脇腹を痛めて58分に無念の交代。
 
14 藤田直之 5.5
前半は鋭い出足で攻撃の芽を摘んでいたが、後半は押し込まれて後手に回った。
 
28 高橋義希 5.5
タイミング良く前線に飛び出した前半から一転。押し込まれた後半は、藤田ともども展開に飲まれた。
 
24 鎌田大地 5
守備の貢献度が低く、安易に縦パスを出させた。攻撃面での目立った活躍もなく、チーム最低評価も致し方なし。
 
FW
11 豊田陽平 5.5
最前線で精力的にチェイシングし、パスの出どころを抑えたるも、シュート0本では評価を下げざるを得ない。
 
交代出場
MF
9 ぺク・ソンドン 5
カウンターからゴール前に迫るシーンも作ったが、シュートまで持ち込めず。攻撃を活性化できなかった。
 
DF
16 チェ・ソングン 5.5
ウィングバックとして75分から左サイドに入ったが、清水の右サイドを抑え込むまでには至らず。
 
FW
39 岡田翔平 6
押し込まれた中でピッチに入り、ボールを引き出す動きで決定機を作るもバーの上にシュートを外した。
 
監督
森下仁志 5.5
前半は主導権握りながらも決定機を作れず。後半には一方的に押し込まれても流れを変えられなかった。

次ページ後半は清水が攻勢に転じるも、ゴールには至らず。

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