山下良美主審が女性初のプロフェッショナルレフェリーに!「大きな責任をしっかり感じ、背負い、励みたい」

2022年07月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

8月1日から1年契約

JFAは山下主審とプロフェッショナルレフェリー契約を結ぶことを発表した。写真:金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 JFA(日本サッカー協会)は7月14日、山下良美主審とプロフェッショナルレフェリー契約を結ぶことを発表した。女性では初めてで、8月1日から1年契約となる。

 山下氏はカタール・ワールドカップの主審候補に選ばれている。2012年に女子1級審判員を取得し、なでしこリーグや女子ワールドカップで主審を歴任。2019年には男子の1級審判員に認定。2021年にJ3の主審、今年に入ってからはACLとJ2の主審を、いずれも女性として初めて務めた。
 
 14日のオンライン取材に応じた山下氏は、プロフェッショナルレフェリー契約について「自覚と責任は、本当に大きいものだと思う。しっかりと感じながら、背負いながら、日々の活動に励みたい」と決意を述べ、「審判を全力で務めることや、試合に向けたトレーニングや準備は変わらないが、環境が整い、専念できる」と喜んだ。

 初めてJ2の主審を務めた7月10日の第26節・大宮アルディージャ対東京ヴェルディ戦については、「(女子と)スピードの違いは感じた。感じることが一番大事」と振り返った。カタール・ワールドカップに向けては、「次の試合というよりも、今とか今日すべきことをもっと大事にしていきたい」と意気込みを語った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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