【J1】移籍後初ゴールが決勝点! 高木の一撃で浦和が柏を下す

2015年09月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

88分に鮮やかなコントロールショット。「夢にまで見たこの地で点が取れて嬉しい」(高木)

途中出場の高木が値千金の決勝点。巧みなステップでDFをかわし、ファーサイドにコントロールショットを突き刺した。 写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグ第2ステージ・10節の浦和対柏は9月11日、埼玉スタジアムで行なわれ、高木の移籍後初ゴールで浦和が勝利をモノにした。

【J1 PHOTOハイライト】浦和 1-0 柏
 
 試合は、立ち上がりからホームの浦和がリズムを掴む。テンポの良いパス回しから柏木がサイドや前線にパスを供給し、関根のクロスや武藤、興梠、梅崎らの飛び出しでチャンスをうかがった。しかし、GK菅野のファインセーブにあって、なかなかゴールを割れない。
 
 一方の柏はカウンターやセットプレーに活路を見出し、アディショナルタイムにショートコーナーからキム・チャンスが決定的なヘッドを放つが、これは枠を外れて前半を0-0で折り返した。
 
 後半も、浦和が前半のリズムを保ったまま、試合の主導権を握る。左CBの槙野がタイミング良く攻撃参加して圧力を強め、柏木もより高い位置を取るようになり、62分には阿部の縦パスを受けたこのボランチが決定的なシュートを放った。
 
 決勝点が生まれたのは88分。槙野からの横パスを受けた途中出場の高木が、エリア内でDFをかわし、ファーサイドにコントロールしたシュートをねじ込んだ。「夢にまで見たこの地で点が取れて嬉しい。このゴールをキッカケにたくさんゴールを獲ってチームを勝たせていきたい」と語る高木にとって、浦和移籍後初ゴールだった。
 
 試合はそのまま1-0で終了。これで浦和は、暫定ながら第2ステージで4位、年間順位で首位に浮上した。
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