クリスチアーノ・ロナウドの去就を巡る騒ぎが、思わぬ余波も生んだ。

　マンチェスター・ユナイテッドに対して移籍を志願したと報じられ、この夏の身の振り方が注目されているロナウド。英メディア『SPORTbible』は、ロナウドが不満を抱いた理由のひとつは、チャンピオンズ・リーグ出場権を逃したことで、25％の減俸になったからだと報じた。

　そして英紙『Daily Mail』によると、このSPORTbibleの報道を伝えるインスタグラム投稿に、ハリー・マグワイアが「いいね」をしたという。それを見たユナイテッドの一部サポーターは、マグワイアを非難。主将降格を訴える声もあるとのことだ。

【画像】「C・ロナウド怒り」のニュースにマグワイワが「いいね」をした証拠写真
 

　マグワイアが「いいね」をしたことは、ネットでも出回っている画像で確認できる。英公共放送『BBC』は、「いいね」の意図について、「同じく減俸に不満ということか、減俸されてもロナウドのサラリーは高額ということかは明確でなかった」と報じている。

「だがBBCは、マグワイアが誤って『いいね』をしてしまい、すでに取り消されていると言われた」

　つまり、一度「いいね」をしたことをマグワイア側が認めたというわけだ。スマホの誤操作ということだろうか。いずれにしても、事実ではあるが意図的ではなかったと釈明したかたちだ。

　ただ、周知のように、マグワイアは精彩を欠くパフォーマンスをたびたび批判されてきた。中にはキャプテンマークをはく奪すべきと主張するファンもいる。そういった経緯の中での「誤操作」だけに、Daily Mailによると、以下のような厳しい声も寄せられているようだ。

「ジョークみたいなキャプテンだ」
「もうユナイテッドで１試合も出るべきじゃない」
「圧倒的に歴代最悪のキャプテンだ。クラブのひどい水準を体現している」
「プロらしくない振る舞いというものだ。彼はユナイテッドのキャプテンにまったくふさわしくない」

　巻き返しを目指す中でケチがついてしまったマグワイア。苦境が続く29歳は、新シーズンで雪辱することができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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