【J1採点&寸評】磐田0-1福岡|守備の切り替え、球際の強さで上回る! 決勝弾の山岸を最高評価

2022年07月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

磐田――ボールを持つも前への推進力に乏しく…

【警告】磐田=なし 福岡=奈良(43分)【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】山岸祐也(福岡)

[J1第20節] 磐田0-1福岡/7月6日/ヤマハスタジアム

【磐田|採点】
スタメン)
GK
三浦龍輝 5.5
DF
大井健太郎 5.5
伊藤槙人 5.5
松本昌也  6
森岡 陸  5.5(74分OUT)
MF
上原力也 5(62分OUT)
山本康裕 5
金子翔太 6(87分OUT)
FW
杉本健勇 4.5(62分OUT)
鈴木雄斗 6
黒川淳史 6(74分OUT)

途中出場)
MF
遠藤保仁 5.5(62分IN)
FW
ジャーメイン良 5(62分IN)
MF
小川大貴 5.5(74分IN)
MF
吉長真優 5(74分IN)
DF
リカルド・グラッサ ―(87分IN)

監督)
伊藤 彰 5.5
 
【磐田|寸評】
 序盤は相手の速い攻撃に対して受け身になり、プレスも剥がせなかったが、徐々に中盤での攻防を軸にボールを握る時間が増えていった。しかし、相手の守備ブロックの前で持たされている印象も。自陣でのパス回しが多く、前への推進力に乏しかった。守備は粘り強さがあり、後半は決定機も作るがゴールを割れず。痛い2連敗を喫した。

 運動量豊富な金子、前へ仕掛ける姿勢が出ていた黒川、球際での強度で相手と渡り合い、決定的なシュートを放った鈴木、攻守に奮闘した松本は及第点の印象だが、最後の精度に課題。ボランチは前への推進力を生み出せず。タスクとして中盤に降り、攻撃の起点となった杉本も、チームメイトが前へ出るプレーを促すには至らず。味方のスローインを受けるもミスで外に出し相手のスローインとし、そこから失点したプレーはその後の対応の遅れも含めて残念。プレーが止まったVAR判定の直後で集中が切れた磐田。お互いに守備が堅いゲームのなかで、惜しまれる失点だった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定したこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 

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