「日本のDFとは最高の経験しかない」シャルケSDも認めた吉田麻也の電撃移籍に独メディアも注目!「板倉からDFリーダーを継承する」

2022年07月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

SDは「シャルケにとってとても興味深い」

シャルケSDも吉田の加入が迫っていることを認めた。(C)Getty Images

 サンプドリアを契約満了で退団し、去就が注目されていた日本代表DF吉田麻也の新天地がドイツにほぼ決定した。

 現地時間7月4日、移籍市場に詳しいファブリツィオ・ロマーノ記者が自身のツイッターで「シャルケは、日本のCBマヤ・ヨシダとフリー移籍でサインする予定だ。彼は明日ドイツに飛んでメディカルチェックを受ける」と報じた。

 ブンデスリーガ1部に1年で復帰を果たしたシャルケは、マンチェスター・シティからのレンタルでその昇格に貢献した日本代表DF板倉滉(ボルシアMGに加入)の買取を目ざしていたが、金額が折り合わずに断念。その穴を埋めるDFを探していたが、同じ日本代表DFが補填することになった。

 これを受けて、ドイツのメディアも一斉この移籍を報じている。『DER WESTEN』は「シャルケに日本代表のヨシダがやって来る」と伝え、新戦力候補をこう紹介している。

「昨シーズン、ヨシダはイタリア1部サンプドリアで、リーグ戦26試合にプレーした。このベテランは日本代表のキャプテンであり、年末のワールドカップのスターターとなる」
 

 同メディアは「イタクラが退団した後、シャルケはCBの交代を強いられた。イタクラは日本代表では、ハジメ・モリヤス(森保一)監督の下で、CBで不動の吉田に(スタメン争い)繰り返し敗れている。過去の試合では、時々ヨシダとイタクラが並んで守備をしてきた」と続けている。

 また『Bild』紙も「シャルケが日本のキャプテンは連れて来る」と題した記事を掲載。同紙の取材に対し、シャルケのルーベン・シュレーダーSDが獲得が迫っていることを認め、「彼のプロフィールはシャルケにとってとても興味深い」と語ったと伝えた。

 記事は「不思議なことに日本代表では、ヨシダは元シャルケのイタクラと一緒にCBでプレーしており、彼は(ホームタウンの)ゲルゼンキルヘンでDFリーダーを継承する。ヨシダは日本代表で通算119試合(12ゴール)プレーし、キャプテンを務めている」と報じ、こう記している。

「シャルケは満足することができる。結局、彼らはこれまで日本のDF(イタクラとウチダ)とは最高の経験しかなかったのだ」

 ドイツに初挑戦する33歳は、板倉や仲の良い内田篤人氏のように、シャルカーに愛される存在となるか。 

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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