広島のFW永井龍がJ2岡山に期限付き移籍「すごく悔しい気持ちでいっぱい」

2022年07月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ここに来なければ出会えなかった沢山のファミリーに出会えた」

広島は永井の期限付き移籍を発表した。写真:田中研治

 サンフレッチェ広島は7月4日、FW永井龍がJ2のファジアーノ岡山に期限付き移籍することを発表した。期限は7月7日から2023年1月31日までとなっている。

 永井は2020年に広島に加入。リーグ戦では今季の8試合を含む、26試合に出場し1得点だった。

 31歳のFWは、広島のホームページで以下のようにコメントをしている。
 
 「ファジアーノ岡山に移籍する事になりました。サンフレッチェ広島に来て2年半、何一つチームに貢献できなかった事にすごく悔しい気持ちでいっぱいです。

 ですが、PKを外してもカバーしてくれたり、怪我をした時に相談にのってくれたり、ピッチの外ではバカを言い合える仲間。もう治らないと思った怪我を治してくれたトレーナー。FWとして成長させてくれた監督、コーチ、スタッフ。心の支えになってくれたマネージャー。自分のゲーフラや自分の番号のタオルを持って応援してくれたファンの方。ピッチで声援を聞く事はできませんでしたが、最後まで応援してくれた心強いサポーター。ここに来なければ出会えなかった沢山のファミリーに出会えました。それだけでここに来てよかったと思っています。

 怪我でサッカーをやめようと思った時もありましたが、今サッカーを続けていられるのは広島のみんなのおかげです。岡山で活躍し昇格する事がみなさんへの恩返しになると思っています。頑張ってきます。2年半ありがとうございました」

 2016年にはJ2のV・ファーレン長崎で17得点を挙げた経験もある永井は、新天地での活躍を目ざす。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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