古橋亨梧と中村俊輔の比較は「アンフェア」。セルティック地元メディアが見解!「不必要な重圧をかけるだけ」

2022年06月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

「比較することは、誰のためにもならない」

中村(左)と古橋(右)の比較論についてセルティック地元メディアが見解を示した。(C)Getty Images

 セルティックの日本人選手となれば、中村俊輔と比較されるのは想定していただろう。

 昨年夏にヴィッセル神戸から加入した古橋は、国外初挑戦ながら先発デビュー戦でハットトリックを達成するなど、加入早々から大きな活躍で評価を高めた。

 セルティック専門サイト『67 HAIL HAIL』は、「キョウゴがセルティックで長く活躍することの力強い前兆であることを願う。彼がパークヘッドに馴染んだようなのは明らかで、彼はとにかく欧州で成功する機会に感謝している」と報じている

「ナカムラと比較される理由も分かるだろう。グラスゴーで成功した最後の偉大な日本人タレントであり、クラブ史上有数の有名な選手だ。似たような尺度でフルハシは評価されていくだろう」

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 そのうえで、同メディアは「ただ、現実的にはアンフェアかもしれない」とも続けている。

「彼らはまったく異なる選手で、まったく異なるクオリティをもたらしたからだ。彼らを比較することは、誰のためにもならない。キョウゴに不必要な重圧をかけるだけだ。幸いにも、ここまで彼は問題なくそれを乗り越えてきたようだが」

 記事は、古橋自身が、中村と比較されることについて「プレッシャーはそれほどなかった」と話したことを伝えたうえで、「これが始まりに過ぎないことを願う。グラスゴーで達成すべきことはまだたくさんある。リーグ優勝は素晴らしかったが、キョウゴのような選手たちがグラスゴーで達成すべきことはまだまだたくさんある」と、日本代表ストライカーのさらなる成長を願った。

「来シーズンは遠くない。そしてフルハシに対する期待値は大きい。彼自身もそれを望んでいるようだ」

 1年目は、負傷で後半戦の大半を棒に振りながらも、大きなインパクトを残すことができた。2年目の古橋がどんなプレーを見せてくれるのか、注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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