2013年夏から在籍したレアル・マドリーとの契約が今夏で満了し、去就が注目を集めていたガレス・ベイルが、メジャーリーグサッカー（MLS）のロサンゼルスFCに加入することが確実となった。ベイル本人とクラブが共にその意思を明らかにし、あとは正式発表を待つのみとなっている。

　母国のカーディフへの移籍が有力視されていただけに、急転直下の決断に世界中で衝撃が広がっているが、実はウェールズ代表FWは以前から、MLS参戦をほのめかしていた。英メディア『talkSPORT』によれば、2020年５月のポッドキャスト『Hat-Trick』の出演時に、こう語っていたのだ。

「僕は本当にこのリーグが好きだ。この何年かで大きく成長したと思う。プレシーズンのときにそっちに行って対戦するとき、試合は難しいし、レベルもかなり上がってきている。クラブも施設もスタジアムも良くなっているしね。まだまだ上昇するリーグで、多くの選手がアメリカでのプレーを望んでいると思う。間違いなく僕も興味がある。休日にロサンゼルスに行くのが好きなんだ」
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　大のゴルフ好きで、玄人はだしの腕を持つことでも知られるベイルは、カリフォルニアでの楽しみ方を聞かれた際には、「ゴルフをよくするんだ」とも明かしていた。

「ペブル（ビーチ）で何度かプレーしたことがある。ペブルビーチの隣にあるサイプレスポイントという会員制のプライベートクラブでプレーしたんだけど、あれは今までプレーしたなかで１番良いコースだったかもしれないね」

　マドリーのチームメイトからは「ザ・ゴルファー」というニックネームで呼ばれ、ウェールズの自宅の裏庭には３ホールのゴルフコースを構えるなど、とにかくゴルフと強い結びつきを持っている32歳のスーパースター。今冬のカタール・ワールドカップに向けた準備はもちろん、プライベートでもアメリカは最適な環境のようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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