「リーグ1移籍市場の大物を獲得した」南野拓実の強豪モナコ加入を仏メディアはどう伝えた?「違いを作り、ゴールを決める能力がある」

2022年06月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

「明らかなクオリティと優れたパフォーマンスを見せたにもかかわらず…」

モナコへの移籍が確実となった南野。(C)Getty Images

 激しい争奪戦が行なわれていた南野拓実の移籍先が決定した。

 現地6月21日、英公共放送『BBC』などの英国メディアが、南野の移籍について、リバプールとリーグ・アンのモナコが合意したと報じた。現地の報道によれば、移籍金は1500万ユーロ=1290万ポンド(約21億円)で300万ユーロ=260万ポンド(約4億2000万円)のボーナスが付くという。契約は5年になる見込みだ。

 27歳の日本代表FWを巡っては、ウォルバーハンプトン、リーズ、サウサンプトン、ブライトン、フルアム、インテル、ラツィオ、アタランタ、リヨンなどが関心を持っていると取り沙汰されていたなか、争奪戦を制したのはリーグ・アンで8度の優勝を誇る強豪だった。

 フランス・メディア『FOOT MERCATO』は、「移籍期間開始以来、モナコの優先ターゲットだった日本代表ストライカー、南野拓実は今シーズンに(モナコ)公国のクラブのシャツを身につける」と、移籍合意を伝えている。

「モナコは南野を今回の移籍ウィンドウの最初の優先事項とした。日本代表ストライカー(41キャップ、17ゴール)は、レッズでピッチに立った時に明らかなクオリティと優れたパフォーマンス(今シーズンのすべての大会で24試合10ゴール・1アシスト)を見せたにもかかわらず、リバプール内ではできなかった本当の自分自身を確立させるためにだ」
 
 そして、同じくリーグ・アンの強豪リヨンも加わった争奪戦について、「今夏の退団を優先していた南野はモナコに追跡されていたが、最近では、勝つことができると考えたリヨンによって注視されたいた。南野が選択を行ない、最終的に、リーグ・アンの移籍ウィンドウの最初の大物のひとりを獲得したのは公国のクラブだった」と伝えている。

『FOOT MERCATO』は「モナコはプレーすることを心から渇望し、(出番がなかったことへの)復讐心に満ちた選手を手にした。右利きの彼は、前線のどこでも強化することができ、フィリップ・クレメント監督のチームの選手層と経験を高めるだろう」と綴り、こう続けている。

「彼は違いを作り出し、ゴールを決める能力があり、必然的にリーグ・アンだけでなく、チャンピオンズ・リーグ予選でも活躍するはずだ」

 大きな期待を受けて名門クラブへ迎え入られる南野は、新天地でその存在を証明できるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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