U-21代表、ウズベクに0-2敗戦で決勝進出ならず。後半に2失点。3決の相手はオーストラリア【U-23アジア杯】

2022年06月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

警戒していたジャロリディノフの鮮烈ミドルで失点

日本は準決勝で開催国ウズベクと対戦。鈴木唯(写真)ら攻撃陣は振るわず、0-2で敗れた。(C)2022 Asian Football Confederation (AFC)

 現地時間6月15日に行なわれたU-23アジアカップの準決勝で、U-21日本代表は開催国のU-21ウズベキスタン代表と対戦。0-2で敗れた。

 日本のスターティングメンバーは以下のとおり。GKは鈴木彩艶、4バックは内野貴史、馬場晴也、チェイス・アンリ、加藤聖、ダブルボランチは松岡大起と藤田譲瑠チマ、2列目は藤尾翔太、鈴木唯人、斉藤光毅、CFは細谷真大というラインナップに。

 立ち上がりの10分、日本は最終ラインから確実につないで敵陣にボールを運ぶが、そこからの展開でパスが乱れるなどアタッキングサードになかなか迫ることができない。

 攻撃のリズムを掴めないなか、14分には左CKの流れから藤田がミドルを狙ったが、惜しくもポストの脇にそれる。

 ポゼッションではやや優位に立つ一方で、ウズベクの出足の鋭い守備の前にバックパスが目立ち、あるいはボールホルダーが前を向かせてもらえず、停滞感が漂う。

 30分過ぎには、自分たちのミスから相手にCKやFKを与えるものの、集中した守備でゴールを割らせない。42分のボックス内で許したエルキノフのシュートは大きく枠を外れる。

 日本は無失点で切り抜けたが、攻撃のテンポが上がらず、チャンスらしいチャンスを作れないまま、前半は0-0で折り返す。
 
 迎えた後半、日本は流れを引き寄せたかったが、60分に失点。警戒していたウズベクのエース、ジャロリディノフに鮮烈なミドルシュートを決められる。

 1点を追う展開で攻勢を強めるが、相手の固い守備の前に思うようにフィニッシュに持ち込めない。

 終盤に入っても果敢に攻め立て、相手ゴール前に侵入するシーンを作るものの、得点できず。逆に89分、中盤で奪われて相手のショートカウンターからノルチャエフに決められて0ー2。試合はそのままタイムアップ。決勝進出はならなかった日本は、準決勝でサウジアラビアに0-2で敗れたオーストラリアとの3位決定戦に臨む。試合は日本時間の6月18日、22時にキックオフ予定だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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