"完全アウェー"は回避されるようだ。

　ウズベキスタンで開催されているU-23アジアカップで、U-21日本代表はグループステージ（GS）を２位で突破。韓国との準々決勝は３－０で完勝を収め、準決勝に駒を進めた。

　ファイナル進出を懸けて戦う相手は、開催国ウズベキスタン。多くの地元ファン・サポーターがスタジアムに駆けつけることが予想されたが、日本にとって難しい状況にはならなそうだ。

　問題があったのは、準々決勝のウズベキスタン対イラクとの一戦だ。２－２のタイスコアでPK戦の末、ウズベキスタンが勝ち上がったこの試合では、判定を巡り、ウズベキスタン側のファン・サポーターによる暴動があったという。フェンスなどが破損したことに加え、スタンドから物が投げ込まれ、カメラマンが負傷して担架で運び出されたほか、レフェリーへの暴行疑惑やチケット無しで入場したサポーターも確認されたという。
 

　アジア・サッカー連盟（AFC）がこれを問題視し、ウズベキスタン・サッカー協会に対して制裁を決定。現地時間６月14日に報告がなされ、同15日に開催される日本対ウズベキスタンの試合では、ウズベキスタン側の入場者は禁止され、スタンドも閉鎖。しかし、日本側は上限500人という制限をつけての入場が許可されることになった。

　同地で快進撃を続ける日本。自国のファン・サポーターの前で、期待に応える結果を出すことができるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

［試合情報］
AFC U23アジアカップ2022
準決勝
日本代表 vs ウズベキスタン代表
2022年６月16日（木）１時キックオフ
DAZN独占配信

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