「待ってくれと言われている」吉田麻也がサンプドリアとの契約満了に言及。板倉滉、伊藤洋輝らの台頭にはニヤリ「ナメてもらっちゃ困る」

2022年06月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

「満了する、という報道があったけれど……」

自身の今後に言及した吉田。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 セリエAのサンプドリアに所属する日本代表の吉田麻也が、キリンカップサッカーのチュニジア戦を翌日に控えた6月13日、オンライン取材に対応。自身の去就に言及した。

 2021-22シーズンを過ごした所属クラブのサンプドリアでは、怪我なども影響し、26試合出場(うち先発は19試合)に留まった。契約は2022年6月末までだが、「クラブとの(契約が)満了するという(報道)のが出たけれど、そこはまだ分からない」とコメントした。

「皆さんご存じのとおり、サンプドリアのオーナーが(詐欺罪などの容疑で)捕まっているので。クラブからは待ってくれと言われている。本当にどうなるか分からない。もちろん、このままだと(契約が)満了するんですけど」

 非常に複雑な状況にあることを踏まえたうえで、吉田は去就について「今まさに僕が考えていること」と述べた。
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「移籍先を探すのはもちろん、やっぱり試合に出ないといけないと思っている。ただ、そうする(その条件を踏まえてリーグのレベルを落としていく)のは簡単だけれど、僕自身はできるだけリーグレベルが高いところに身を置きたい。

 ワールドカップは関係なく、サッカー選手として限られているキャリアのなかで、高いレベルでやっていきたいというのは、シンプルに願いとしてある。ただ、それは需要と供給の問題もある」

 そして、日本代表では板倉滉、伊藤洋輝といった若手が台頭するなか、W杯本番でも中2日という過酷なスケジュールに不安はないか、という質問には、ニヤリと笑ってみせた。

「本大会ではスペイン、ドイツとやることもあるし、タフな試合になる。プレッシャーもあるし、ロシア(大会)では5試合くらいこなした気分になった。ただ、若い選手だからといって4試合すべてをやれるってわけじゃないだろうし、東京五輪で最も出場していた選手は誰ですかと。僕は確かに年齢を重ねているのは間違いない。でもナメてもらっちゃ困るなと思う」

 33歳の吉田麻也の選択に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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