ローマ、大慌てのライバルを尻目に移籍市場最終日も余裕の補強

2015年09月01日 ジャンルカ・ディ・マルツィオ

ラストピースを埋めただけでなく、南米から逸材2人を獲得。

2節で王者ユベントスを下したローマ。今季は混戦が予想されるセリエAでスクデット獲得のチャンスは大きく膨らむが、そのための戦力補強も余裕を持って済ませることができた。 (C) Getty Images

 最後の補強ポイントだった左SBにリュカ・ディーニュを獲得して、ひと足先に陣容を調えたローマは、余裕を持ってメルカート最終日を迎えた。
 
 最後の仕上げとして、ダニエレ・デ・ロッシのCBコンバートの可能性を見据え、中盤にフランス人MFウィリアム・ヴァンクール(ディナモ・モスクワ)を獲得、さらに南米からアルゼンチンU-20代表FWエセキエル・ポンセ(ニューウェルス)、21歳のブラジル人左SBエメルソン・パルミエリ(サントス)という2人の若手を戦列に加えている。
 
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎
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