「僕の中で何かが死んだ」「誰が行きたがるんだ?」レバンドフスキが移籍を阻むバイエルンを猛批判!

2022年06月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

「バイエルンを出たい、それははっきりしている」

バイエルンへの不満を露わにしたレバンドフスキ。(C)Getty Images

 ロベルト・レバンドフスキが、バイエルン・ミュンヘンと完全に袂を分かった。英紙『Daily Mail』が6月8日付けで伝えている。

 33歳のポーランド代表FWは、バイエルン在籍8年で375試合・344ゴールという驚異的な成績をマーク。全シーズンでブンデスリーガ制覇に貢献し、2019-20シーズンには得点王に輝く活躍でチャンピオンズ・リーグ優勝ももたらしたほか、昨季のブンデスでは41ゴールを挙げ、リーグ歴代1位の記録まで打ち立てた。

 まさに全てを成し遂げ、契約が残り1年となった今、レバンドフスキは退団を決意するも、バイエルン側は応じず。そんな状況に相当なストレスが溜まっているようで、母国のウェブサイト『Sport Onet』で「彼らは最後まで僕の話を聞こうとはしなかった。僕の中で何かが死んでしまった。それを乗り越えるのは不可能だ」と、不満をぶちまけている。
【動画】編集されているかのよう?レバンドフスキが見せた衝撃の壁打ち動画をチェック
「バルセロナ以外のオファーは検討すらされなかった。バイエルンを出たい、それははっきりしている。このクラブで長い間、僕は常に準備を怠らず、怪我や痛みがあってもベストを尽くした。両者にとって良い解決策を見つけることが1番だと思う。一方的な解決策を求めるのは、意味がない。これだけ時間が経ち、成功した時代を経て、僕の意志とサポートがある以上、それはないよ」

 レバンドフスキの攻撃は止まらない。自身のバイエルンでのキャリアを終わらせないのであれば、将来有望なスターはこのクラブに加入したがらないだろうと、警告までしている。

「こんなことが自分に起こるかもしれないと知っていて、どんな選手がバイエルンに行きたいと思うだろうか?忠誠心や尊敬の念はいったいどこにあるんだ?」

「ここで素晴らしい8年間を過ごしたし、素晴らしい人々に出会った」と感謝も伝えるスーパーレジェンドだが、ドイツの絶対王者との関係は、もはや修復不可能なところまで来ている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】現地番記者が選ぶ「過去20年のバイエルン・レジェンドTOP10」を厳選ショットで振り返り!

【PHOTO】日本代表を応援する「美女サポーター」を厳選!

次ページ【動画】編集されているかのよう?レバンドフスキが見せた衝撃の壁打ち動画をチェック

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事