三笘薫のドリブルはブラジルに通用したのか? 思い知らされたスピードやフィジカルの差。「レベルアップしないと勝てない」と募る危機感

2022年06月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

「流れを変えることができなかった」

ブラジル戦は72分に途中出場した三笘。左サイドで果敢に仕掛けるも、思うような活躍はできなかった。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 日本代表は6月6日、キリンチャレンジカップ2022で世界ランキング1位のブラジル代表と対戦。試合は1-0でブラジルが勝利した。

 日本は0-0で迎えた77分、ネイマールにPKを決められて失点。その5分前に途中出場した三笘薫は、「仕掛けるところを意識」していたという。だが、「流れを変えることができなかった」と悔しがる。

 オープンな展開のなか、エデル・ミリトンを相手にドリブル突破を仕掛けたが、功を奏さなかった。
 
「自分のドリブルがどれくらい通用するか知りたかったけど、2本止められたので、スピードやフィジカルの差を感じた」。世界のトップレベルを肌で感じ、「自分の実力を改めて知ることができた」という。

 それでも、ボールを持てば何かしてくれそうな期待感は十分にあった。「もっとレベルアップしないと本大会では勝てない」と危機感を募らせる三笘。11月に開幕するカタール・ワールドカップまで、半年を切った。25歳のアタッカーのさらなる進化に期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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