ウクライナ代表の試合中継がハッキング被害。露ハッカー関与の可能性を現地指摘「ロシアの番組を見るはめになった」

2022年06月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

「攻撃はロシアから行なわれた可能性がある」

雨中の激闘となったウェールズ対ウクライナ。(C)Getty Images

 現地時間6月5日に開催されたカタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選のプレーオフ(パスA)決勝で、ウクライナ代表が敵地カーディフでウェールズ代表と対戦。0-1で敗れ、2度目の本大会出場を逃した。

 母国がロシアの軍事侵攻を受けるなか、明るいニュースを届けたいウクライナだったが、34分にガレス・ベイルのFKをクリアしようとしたキャプテンのアンドリ―・ヤルモレンコのオウンゴールで失点。その後は猛攻を仕掛けたが、ウェールズの堅牢を打ち破ることができなかった。
 
 この試合を母国で見守った人々は、しかしトラブルに見舞われていたようだ。母国メディア『CHAMPION』が次のように伝えている。

「ウクライナのメディアサービス『Oll.tv』は、ウクライナ代表対ウェールズ代表の試合中にハッキングされた。後半、ファンはサッカーではなくロシアのコンテンツを見るはめになった。攻撃はロシアから行なわれた可能性がある」

 またロシア・メディアの『5-tv』も「ハッカーは、ウクライナのストリーミングサービス『Oll.tv』と、ウェールズ対ウクライナ戦を放送しているいくつかのスポーツチャンネルをハッキングした」と報じている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【関連画像】ウクライナ対ウェールズ代表の中継が突然ロシアの番組に切り替わる

【PHOTO】「美人すぎる」、「セクシーすぎる」フットボーラーの妻&恋人たち

【PHOTO】日本代表を応援する「美女サポーター」を厳選!

次ページ【関連画像】ウクライナ対ウェールズ代表の中継が突然ロシアの番組に切り替わる

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事