「ブラジルが恋しくなることもある」神戸リンコンが母国メディアに語った2年目の日本生活「ようやくフィットしてきた」

2022年06月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

21歳のストライカーが現状を告白

神戸でプレーしているリンコン。(C)SOCCER DIGEST

 Jリーグのヴィッセル神戸に所属するブラジル出身FWリンコンが、母国メディアに日本での生活について語ったようだ。現地メディア『ESPORTE.ig』が報じている。

 昨シーズンにブラジルの強豪フラメンゴから神戸に加入した21歳は、移籍1年目は負傷などの影響で思ったような出場機会を得られなかったが、2年目の今シーズンは公式戦13試合に出場し、3ゴール。Jリーグでの得点はまだ生まれていないものの、チームの一員としてすっかり馴染んだ印象を受ける。

 かつてヨーロッパでも逸材として注目されていたリンコンは、「1年目はやはり難しかった」と振り返ったようだ。

「ブラジルの文化から離れて、家族や友人へのホームシックに対処する必要があった。簡単なことではなかったけれど、1年間住んだことで、ようやくこの国の文化に適応していると感じている。日本での2年目は気候や時間帯、サッカーにもフィットして、良い友だちもできた。チームメイトとも良い関係が築けていると思う」
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「もちろん、時にはブラジルやブラジル人のエネルギーが恋しくなることもある。でも、海外での生活は僕にとっても、そして僕を支えてくれる家族にとっても信じられないほど特別な経験になっている」

 また、神戸に所属する元スペイン代表アンドレス・イニエスタとの交流については「もう本当に素晴らしい体験なんだ」と感激している。

「若い選手にとって、サッカー界のアイドル的存在と一緒にプレーし、ピッチで経験を共有できることは本当に特別なことなんだ。イニエスタは常に僕にインスピレーションを与えてくれる存在。話すたびにたくさんのヒントをもらい、実戦できるように努力している」
 
 そして、将来的には母国に戻る可能性についても言及した。

「あのクラブとファンへの愛情はいつも胸にある。クラブのユースカテゴリーから始めて、プロの試合に出た2017年は16歳だった。トップチームでのプレー期間は短かったけれど、重要なタイトルも獲得できた。いつかブラジルに戻って、あのシャツを着てプレーする日が来るかもしれない。そうなれば、きっと特別な経験になるはずだ」

 6月6日に行なわれる日本対ブラジルは現地で観戦予定のリンコン。友人というヴィニシウス・ジュニオールも来日しており、同胞の活躍で刺激を受けた若きアタッカーの活躍に期待がかかる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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