「スケールの大きい選手」長友佑都が“ライバル”の伊藤洋輝を称賛! ブラジル戦はW杯メンバー入りへ「生きるか死ぬかの戦い」

2022年06月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

長友が年下の”ライバル”について語った

左SBに名乗りをあげた23歳の伊藤(左)と争う立場について語った35歳の長友(右)。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 6月6日にブラジル戦を控える日本代表のDF長友佑都が5日、オンライン取材に対応し、現状を語った。

 ブラジル戦では右SBでの先発も予想されるなか、「日本代表では左SBの長友という印象が皆さんにあると思うが、もし出られるとしたら、右SBの長友という新しい印象を見せたい」と意気込んだ。

 長友の"主戦場"とされる左SBでは、パラグアイ戦でA代表デビューを飾った伊藤洋輝の可能性がある。長友は「長い間、見るのは初めてだった」と23歳のDFを称えた。

「代表初戦とは思えないほどの素晴らしいパフォーマンスだったと思う。彼は物怖じしないし、ドイツでプレーしていて、しっかりと試合で活躍している自信が彼自身にある。スケールの大きな選手だなと感じた。非常に素晴らしい選手だなと思う」

 そして中山雄太も含めたポジション争いについて、ベテラン戦士は「しびれるような展開」と語った。
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「状況としては、レギュラー争いはもちろん、カタール・ワールドカップのメンバー入りを目ざすなかでも、自分は首の皮一枚でつながっているようなもの。けれど、僕は数々の逆境を乗り越えてきていて、そういう状況でこそ自分の強さを発揮できると思っている。この争いを楽しみたい」

 右SBで先発した場合、ブラジル代表で先発が予想されている新鋭ヴィニシウス・ジュニオールとのマッチアップは不可避だ。21歳のアタッカーを「今や世界では(キリアン・)エムバペか、ヴィニシウスかというくらいの、バロンドールを獲ってもおかしくないレベルの選手」と評した長友は、「自分も色々な世界のトップレベルの選手と対戦してきた。その肌感覚は残っているので、経験を活かして戦いたい」と意気込んだ。

「長友佑都というのは、これまでも強い相手とやってこそ本領を発揮してきたと自信を持っている。まったくできないようなら、ワールドカップで当たるスペインやドイツとの強豪と当たっても厳しくなるという危機感もある。レギュラー、ワールドカップメンバーの争いをかけた生きるか死ぬかの戦いだと、僕は思っている」

 日本対ブラジル戦は6日の19時20分にキックオフされる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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