レアル・マドリーへの移籍が取り沙汰されながらも、パリ・サンジェルマンとの契約延長を選んだフランス代表FWキリアン・エムバペ。その契約の詳細は明らかにされていないが、一説によれば巨額の給与や肖像権の管理に加えて、補強や監督人事に口を出せるいわばスポーツディレクターのような権限も含まれると言われている。

　そんななか、英メディア『Sport Bible』は現地６月１日、「エムバペが14人の解雇希望リストをクラブに提出した」と報じた。マウリシオ・ポチェティーノ監督やブラジル代表FWネイマールほか、解雇を希望する選手やスタッフ14人のリストをクラブ側に提出したというのだ。
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　フランス紙『Le Parisien』も「（エムバペは）SDの交代を望み、レオナルドから役職を奪う予定だ。その代わり、ルイス・カンポスを招聘する準備がある。ポチェティーノ監督や、選手も10人以上が"掃除"される可能性がある」と報じていた。それを追うように報じられた"解雇希望リスト"の存在は、海外メディアやファンを驚かせた。

　しかし、エムバペは自身のツイッターから『Sport Bible』の公式アカウントが掲載した同記事の投稿に「Fake」とコメント。直接ニュースを否定した結果、同メディアは記事を削除した。

　この事態を受けて、英メディア『GiveMeSport』は「エムバペが夢を達成するために選手の整理を望んでいることは確かだろう。だが、あまりにも加熱した的外れな報道には腹が据えかねているようだ」と綴っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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