「半年間の大切さは身に沁みている」。4年前は選外の浅野拓磨。W杯につなげるために「結果を出し続ける」

2022年06月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

「キーパーの位置を見て浮かすという選択をした」

技ありループで先制点を挙げた浅野。写真:塚本凜平(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 日本代表は6月2日、キリンチャンレンジカップ2022でパラグアイ代表と対戦し、4-1で勝利した。

 36分、原口元気のスルーパスに抜け出した浅野拓磨がGKと1対1になり、鮮やかなループシュートで先制点を奪った。

 27歳のストライカーは笑顔で振り返る。

「抜け出した時点で、自分の間合いではあったので、キーパーの位置を見て浮かすという選択をした。落ち着いていたかなというのが率直な感想です」
【関連動画】原口元気の見事なパスから浅野拓磨が鮮やかループ弾!「落ち着いていたかな」という冷静なフィニッシュ!
 4-3-3のCFで先発。「味方がボールを持った時のスペースへの抜け出し、守備になった時に献身的にチームのために走る」ことを求められていた。「全力でやろうと思い試合に入った」。攻守に奮闘し、目に見える結果を出して勝利に貢献した。

 今年11月に開催されるカタール・ワールドカップに向け、4試合が組まれた今回の6月シリーズは、チーム力を底上げする貴重な場であり、選手たちもアピールしなければならない。

 2018年のロシア・ワールドカップではメンバーに入れず、悔しい思いをした。今度こそ、世界のひのき舞台に立つ――浅野は「(ワールドカップ開幕までの)半年間の大切さは身に沁みるほど感じている。今日の試合は自分にとってプラスにはなったが、結果を出し続けてワールドカップに繋がるように、明日から良い準備を続けていく」と意気込んだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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