「フェネルバフチェ以外でキャリアを終えるつもりはない」再び戦力外状態の33歳エジル、残留を明言!「唯一の目標は…」

2022年06月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

監督との衝突前まで公式戦9ゴールをマーク

トルコで再び、難しい状況に陥っているエジル。窮地を脱することはできるか。(C)Getty Images

 トルコ1部フェネルバフチェに所属する元ドイツ代表MFメスト・エジルが、残留を宣言した。

 現在33歳のレフティは、13年夏にレアル・マドリーからアーセナルに入団して以来、長らく絶対的司令塔に君臨してきたが、エミレーツでのキャリア後半は存在感が低下。昨シーズンはプレミアリーグとヨーロッパリーグの登録メンバーから外され、事実上の追放を受けていたなか、シーズン途中に自身のルーツでもあるトルコに活躍の場を移していた。

 しかし今年3月、自身がハーフタイムで交代となった試合で、監督と口論となったことが報じられて以降は、全試合でメンバー外に。再び難しい状況に陥っているが、エジルは思い入れの強いクラブを離れるつもりは、さらさらないようだ。

 現地時間5月31日、ツイッターで「ここ数日、僕のキャリアに関する疑惑について、声明を出す必要が出てきた」と説明のうえ、以下のように思いを伝えている。
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「幼い頃から憧れていたフェネルバフチェと3年半の契約を結び、最初の6か月は給料も貰わずに、キャリアの目標を達成したんだ。何度も言うが、僕はフェネルバフチェ以外のチームでキャリアを終えるつもりはない。唯一の目標は、契約期間の間はストライプのジャージを着ることだ。この決断は非常に明確で、確定的なものだ。

 経営陣が自分に関する決断を下した場合、僕はその行動を尊重するだけだ。僕は一生懸命働き、常に準備を整えておくよ。いつも言っているように、フェネルバフチェこそがメインなんだ」

 トルコ挑戦2年目の今シーズンは、公式戦9ゴールと活躍を見せていたエジル。もし3年目があるのならば、さらなる結果を残し、名門にタイトルをもたらせるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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