「本当に惜しかった」バルサで復活のオーバメヤン、自身を“追放”した古巣アーセナルを語る!「CLで見たかったから…」

2022年05月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

昨年12月、度重なる規律違反によりキャプテンを剥奪される

CL出場権をぎりぎりのところで逃した、古巣アーセナルについて語ったオーバメヤン。(C)Getty Images

 バルセロナのピエール=エメリク・オーバメヤンが、今冬まで在籍したアーセナルについて語った。英紙『Daily Mail』が5月28日付けで伝えている。

 32歳のガボン代表FWは、今季は開幕から不調のうえ、昨年12月に度重なる規律違反によりキャプテンを剥奪され、戦力外同然の扱いに。そして2月に双方合意の下でアーセナルとの契約を解除し、追い出されるような形で、バルセロナに活躍の場を移した。

 エースが去った後、アーセナルは浮き沈みがありながら、チャンピオンズ・リーグ(CL)出場圏内の4位をキープしていたが、最終盤でその座を争うトッテナムとの直接対決で完敗するなどし、結局5位でフィニッシュ。CLの切符を逃し、代わりにヨーロッパリーグ(EL)に参戦することとなった。

 英衛星放送『Sky Sports』のインタビューに応じたオーバメヤンは、古巣がトップ4フィニッシュを逃したことは残念がるも、2年ぶりに欧州の舞台へカムバックを果たしたことは、「良いことだ」と主張している。
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「(CLの出場権獲得まで)本当に惜しかったし、彼らは多くの改善をしたと思う。まあチャンピオンズ・リーグで彼らを見たかったから、少し悲しいよ。向こうにはたくさんの友だちがいるしね。来シーズンの成功を願っている。ヨーロッパリーグ復帰は良いことだと思うし、上手くいけば優勝できるかもしれないね」

 オーバメヤンはイングランドでの前半戦は、リーグ戦4ゴールに留まりながら、スペインへ渡った後半戦は、初先発のバレンシア戦でハットトリックを達成するなど、印象的な活躍を見せ、11ゴールをマーク。スタートダッシュで大きくつまずいた名門の2位フィニッシュに大きく貢献していた。

 完全に復調するなか、来季はアーセナルへの手痛い恩返しに意欲を燃やしていたたかもしれないが、CLでの再会は叶わなかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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