Jリーグは５月29日、J２第19節の９試合を各地で開催した。

　フクダ電子アリーナで行なわれた千葉と水戸の対決は２－１で千葉が勝利。12分、新里涼が豪快なミドルシュートを突き刺し、水戸が先手を取る。ビハインドを負った千葉は21分、ブワニカ啓太の今季初得点で同点に追いつく。さらに38分、見木友哉が細かなドリブルから正確なシュートで逆転弾。前節・長崎戦も勝利しており、連勝を飾った。

　町田と秋田の一戦は、２－０で町田が勝利。27分、鄭大世がPKで先制点を挙げる。45＋１分には味方のフリックに抜け出したドゥドゥがネットを揺らし、秋田を突き放す。この２点を守り切った町田が、４位に順位を上げた。
 

　琉球対徳島は３－３の引き分け。38分、一美和成がPKを沈めて徳島がリードしたが、45＋３分に清武功暉、52分に中野克哉が得点を挙げて琉球が試合をひっくり返す。徳島も85分に白井永地の得点で追いついたが、86分に富所悠のゴールで琉球が再び勝ち越す。琉球が逃げ切るかと思われた90＋６分、新井直人がCKからヘディングシュートを押し込み、徳島が再びスコアを同点に。ドロー決着となり、勝点１を分け合った。

　群馬対大分は、１－０で大分が敵地で貴重な勝利。22分、味方のクロスに渡邉新太が頭で合わせて先制。この１点を守り切った大分が６試合ぶりに勝利を挙げた。

　また、首位の仙台、２位の新潟、３位の横浜FCは、それぞれ今節は勝利。勝点１差で３チームがひしめく上位争いは依然として混戦模様となっている。
【J２】３チームの上位争いは混戦続く！ 仙台が首位キープ、新潟は山形に３発完勝、横浜FCは終了間際の劇的弾で連勝

　J２リーグ第19節の結果と予定は以下のとおり。
 
▼５月28日開催分
熊本 １－１ 甲府
東京V １－１ 大宮

▼５月29日開催分
仙台 ２－１ 栃木
町田 ２－０ 秋田
横浜FC １－０ 山口
新潟 ３－０ 山形
長崎 ０－０ 岡山
千葉 ２－１ 水戸
群馬 ０－１ 大分
琉球 ３－３ 徳島
金沢 ２－１ 岩手

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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