川崎がOGの1失点に泣き今季初の連敗…。京都が逃げ切り成功、王者を1-0で下し7試合ぶりの勝利

2022年05月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

川崎は再三の決定機を決め切れず

鋭い突破からのクロスで先制点をもたらした荻原。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグは5月29日、第16節の7試合を各地で開催。サンガスタジアムby KYOCERAでは京都サンガF.C.対川崎フロンターレが行なわれ、1-0で京都が勝利を収めた。

 中盤で激しいボールの奪い合いとなる。そんななか川崎が徐々に攻勢を強め、テンポの良いパス回しで前進。相手SBの裏のスペースを突いて、サイドから供給したクロスは、なかなかゴール前に構えるレアンドロ・ダミアンに合わない。

 京都は、ボール奪取からすぐさま前線のピーター・ウタカをターゲットに浮き球のパスを入れるなど、速攻を仕掛ける。縦に速い攻撃は、相手の切り替えの早い守備に阻まれ、チャンスにつながらない。
 
 後半も川崎が主導権を握り、立て続けに決定機を得る。アーリークロスに合わせた50分のマルシーニョ、55分のL・ダミアンのシュートは、ともに枠を捉えられない。

 すると60分、試合を動かしたのは京都だった。荻原拓也が左サイドの裏に抜け出し、鋭い突破で敵陣深くに侵入し、クロスを入れる。ゴール前でクリアしようとした佐々木旭のキックがネットを揺らし、オウンゴールで先制点を奪う。

 京都は終盤に相手の攻勢を受けるも、最後まで粘り強く守り、逃げ切りに成功。7試合ぶりの勝利を手にした。一方、川崎は今季初の2連敗を喫した。

 次節は6月18日、京都はアウェーで鹿島アントラーズと、川崎はホームで北海道コンサドーレ札幌と対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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