CL決勝リバプールvsマドリーの転売チケットが高騰! 最安値で1枚28万円、VIP席は約190万円に

2022年05月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

現地では280万円の詐欺も報告されている

このビッグイヤーを掲げるのはどちらのチームか。 (C)Getty Images

 現地時間5月28日、パリ近郊サンドニにあるスタッド・ド・フランスでチャンピオンズ・リーグの決勝、リバプール対レアル・マドリーが行なわれる。7万枚のチケットのうち、両クラブには約2万枚ずつが割り当てられた。すでに両クラブのサポーターは会場となるフランスへ渡っている。

 そんななか、問題となっているのが転売チケットの高騰だ。英紙『Daily Mail』によれば、正規では70ユーロ~690ユーロ(約9000円~9万円)のチケットが、再販売サイトで急騰しているという。

 フードエリアなど多彩なサービスを含むVIPパッケージは1枚1万2500ポンド(約187万円)、スタジアム内で最も高いカテゴリー1のチケットも9995ポンド(約150万円)で売りに出されているという。最も安い席でも、1880ポンド(約28万円)という状況のようだ。
【PHOTO】ドリームチーム撃破、イスタンブールの奇跡、マドリーの3連覇etc...CL歴代王者の戴冠シーンを一挙公開!
 さらには偽造チケットの販売や詐欺なども多数確認されている。そのため、マージ―サイド警察とリバプールは火曜日、クラブのHPを通じて「詐欺の被害に遭うファンが増えている。チケットの売買は禁じており、買っても売っても生涯スタジアム入場禁止になる可能性がある」と警告した。

 同紙によれば、すでに1万9000ポンド(約285万円)をだまし取られた例も確認されたている。今後は警察で捜査が進むようだが、被害者は当日に会場に入ることは叶わないという。
 
 フットボール界の一大イベントだからこそのトラブルだが、今後は転売を防ぐ明確な対策が求められそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】現地番記者が選ぶ「過去20年のリバプール・レジェンドTOP10」を厳選ショットで振り返り!

【PHOTO】日本代表を応援する「美女サポーター」を厳選!
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事