「ジダンはポチェティーノを引き継がない」
エムバペが望んでいるとされるのがジダンの監督招聘だ。(C)Getty Images
パリ・サンジェルマンのフランス代表FWキリアン・エムバペは現地5月21日、2022年6月末までだった契約を25年まで3年間延長した。
23歳のストライカーはこれまで、契約満了となる今シーズン限りでパリSGを退団し、相思相愛だったレアル・マドリーへの移籍が濃厚視されていた。
一転、残留となった理由は現地でも様々に報じられているが、契約金3億ユーロ(約390億円)+年俸1億ユーロ(約)という天文学的なサラリーに加え、チーム内で強大な権力を与えることを約束したとも報じられている。
その一つが監督とスポーツディレクターの人事で、エムバペはマウリツィオ・ポチェティーノ監督とレオナルドSDの退任、フランス代表の英雄である名将ジネディーヌ・ジダンの監督招聘、エムバペの古巣モナコの元SDであるルイス・カンポスのSD就任を望んでいるという。
【動画】残留宣言直後の試合で衝撃ハット!エムバペが決めた圧巻の先制弾
だが、前者のほうが早速難しいという見方が出てきているようだ。スペイン・メディア『BESOCCER』は22日、「エムバペの契約更新後、最初の失望。ジダンはポチェティーノを引き継がない」と題した記事を掲載。次のように綴った。
「エムバペは、ジダンがパリSGで彼を指導するだろうと信じていた。ただし、(フランス・メディア)『Telefoot』はこれが起こらないと予想している。レアル・マドリーの元監督は、カタール・ワールドカップ後、フランス代表を率いることを優先している」
記事は「パリSGはエムバペを満足させるために仕事に取り掛かった。だが、その願いのうち少なくともひとつを果たすことができないようだ。『Telefoot』は、今のところは、ジダンがパリのベンチに座らないことを明確に訴えている」と続けている。
一方で、「『RMC SPORTS』によれば、ジダンは『ノー』とまでは言っていない」とも報じており、可能性が完全になくなったわけではないようだ。
いずれにしても、エムバペに強大な権限を与えたパリSGの動きが注目される。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【画像】衝撃のハットトリック!圧巻のスピードでGKをかわして3点目を決めるエムバペ
【PHOTO】日本代表を応援する「美女サポーター」を厳選!
【PHOTO】「美人すぎる」、「セクシーすぎる」フットボーラーの妻&恋人たち