「リバプールでの冒険は終わった」鮮烈弾の南野拓実にサッリ率いるラツィオが関心と現地報道!評価額は約15億円「ユーティリティ性が魅力だ」

2022年05月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

「出場機会のなさは交渉を容易にするかもしれない」

出場すれば結果を残す南野に注目が集まっている。(C)Getty Images

 ようやく手にしたプレミアリーグ初先発の機会で見事なゴールを決めたことは、南野拓実に対する注目度を高めたはずだ。

 リバプールが敵地でサウサンプトンに2-1と勝利した5月17日のプレミアリーグ第37節で、今季初めてスタメンに名を連ねた南野は、チームの同点弾となるゴールをマーク。逆転勝利への口火を切る一発で称賛を浴びた。

 この日が約3か月ぶりのリーグ戦出場だったことが示すように、南野は強力攻撃陣を擁するリバプールで思うように出場機会を得ることができていない。そのため、この夏の去就が取りざたされている。その中でのゴールという結果は、他クラブの関心を引きつけるかもしれない。

 イタリアのウェブサイト『Calciomercato.com』は5月17日、「リバプールとの契約が24年まで満了するタクミ・ミナミノは、夏にアンフィールドを去る。ラツィオも気に入っている選手だ」と、以前も噂になったラツィオが南野を気にかけていると報じた。

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 これを受け、ラツィオ専門サイトの『LAZIONEWS.EU』は18日、「出場機会のなさは交渉を容易にするかもしれない」と伝えている。

「ラツィオにとっては、攻撃に関するユーティリティ性が魅力的だろう。右サイドでも、インサイドでも、偽9番でもこなせる。評価額は約1200万ユーロ(約15億円)だ」

 さらに、同じくラツィオ専門サイトの『CITTACELESTE.it』も、「マッティア・ザッカーニ、ペドロ、フェリペ・アンデルソンの有効な代役となるかもしれない」と報じた。

「評価額は1000万ユーロ(約12億5000万円)で、リバプールとはあと2年の契約。イングランドのタブロイド紙は、ラツィオに買い取りオプションがつくレンタル移籍を報じている。リバプールでの冒険はもはや終わったようだ。ラツィオは彼の獲得で税優遇の恩恵(2年超契約で国への税金支払い減免)を受けることもできる」

 今季のセリエAで5位のラツィオは、チャンピオンズ・リーグ出場権を逃したが、ヨーロッパリーグ出場権獲得に迫っている。チェルシーを指揮した経験のあるマウリツィオ・サッリ監督が率いる彼らが、南野を獲得する可能性はあるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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