「この25歳から目を離すな」英大手紙がEL決勝を前に鎌田大地をマンマーク!「スペースを与え過ぎると大変なことになる」

2022年05月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

「日本人プレーメーカーは美しく、シルキー」

“EL男”鎌田は、小野以来の欧州でのタイトルを掴めるか。(C)Getty Images

 英国メディアが"EL男"に警戒心を強めている。

 現地時間5月18日に行なわれるヨーロッパリーグ(EL)決勝で、鎌田大地と長谷部誠が所属するフランクフルト(ドイツ)とレンジャーズ(スコットランド)が、スペインのセビージャにあるラモン・サンチェス=ピスファンで激突する。

 この大一番を前に、大手紙『The Guardian』は、「フランクフルトの弱点とレンジャーズを苦しめる可能性のあるもの」と題した記事を掲載。後者の一番手には、ずばり「カマダの創造性」を挙げている。

「この日本人プレーメーカーは美しく、シルキーなプレーヤーであり、フランクフルトがベスト4でウェストハムを下した際も印象的だった。ロンドン・スタジアムでのファーストレグで勝利を収めたとき、デクラン・ライスでさえカマダを押さえ込むのは難しいと感じていた。ウェストハムはカマダにどう対応したらいいのか分からないようだった。

 フランクフルトの先制点に一役買い、ジブリル・ソウのシュートがセーブされた後、勝ち越しゴールを叩き込むのに適切な場所にいた。レンジャーズはこの25歳の選手から目を離さないようにしなければならない。もし左サイドから中へドリブルし、巧みなパスを出すスペースを与え過ぎると、大変なことになる」
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 一方で、フランクフルトの短所の1つは「9番を欠いていること」で、頼みの絶対エースは不在だと伝えている。

「ラファエル・ボレは良い仕事をするが、今シーズンは11ゴールしか決めていない。ゴンサロ・パチエンシアは苦戦している。カマダ、イェスパー・リンストローム、イェンス・ペッテル・ハウゲは得点力不足だ。フランクフルトにとって心強いのは、チーム全体でゴールを挙げていることだ。しかし、心配なのは冷酷なフィニッシャーが不足していることだ」

 ブンデスリーガでは32試合で4ゴールに留まるも、ELでは12試合で5ゴールと輝きを放っている鎌田。決勝でも外弁慶ぶりを存分に発揮し、頼れる大先輩の長谷部と共に、日本人では2001-02シーズンにUEFAカップを制した小野伸二(当時フェイエノールト)以来となる、欧州タイトルを掴めるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部 

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