プレミアリーグのリバプールに所属する日本代表の南野拓実は、第37節のサウサンプトン戦で今シーズン初の先発を果たした。昨シーズンの半分を過ごした古巣との対戦で、背番号18はフル出場し、貴重な同点ゴールを奪取する活躍をみせた。試合は２－１でリバプールが勝利した。

　南野はリーグ戦７試合連続でベンチ外が続いたなか、FAカップ決勝のターンオーバーでクロップ監督が大幅にメンバーを入れ替えたことで先発のチャンスを掴んだ。そして見事、チーム４冠の望みをつなぐ勝利に貢献した。

　試合後、リバプールの公式SNSは、ユルゲン・クロップ監督と南野が抱き合うシーンを公開。大きな反響を呼び、ファンからは様々な声が寄せられている。
【画像】試合後に、クロップ監督と南野がかたくハグ。現地サポーターの反響を呼んでいるカットをチェック！

「僕らはタキのように、準備をし続けて、チャンスが来た時に最高の自分を見せるべきだ。今シーズンがどのように終わったとしても、彼の大活躍は称えられるべき」
「彼がいなければ、そもそも４冠は無理な話だった。頑張れ、タキ。来シーズンも残留して、もっと試合に出場してほしい。僕が思うに、彼がここでは終わらない」
「彼が去った後、誰かがその穴を埋めなければならないことは分かっているが、それは不可能なことかもしれない」
「クロップは南野が夏に去った場合、きっと後悔する」
「彼は残るべきだよ」
「タキは過小評価されている。ピッチに立ったすべての時間を最大限に活用しているんだ」

　真摯にフットボールに向き合ってきた南野の活躍は、現地サポーターにとってもうれしく受け止められたようだ。プレミアリーグは今季最終節を残すのみとなり、首位マンチェスター・シティを１ポイント差で追うリバプールは、ホームでウォルバー・ハンプトンと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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