ユーベの余裕の独走はないだろう。
まとまった資金を投下したミラノ勢が戦力アップを遂げるなど、ユーベ包囲網が出来上がりつつある。 (C) I’LL Products
1950年代の伝説的な5連覇の再現を狙う王者ユベントスは、ピルロ、ビダル、そしてテベスという3本柱が揃って退団した。
ケディラやマンジュキッチ、ディバラなどを獲得し、依然として総合力では頭一つ抜けているとはいえ、新たな「勝利の方程式」の確立には相応の時間が掛かるだろう。
そのうえ、陣容を大刷新したミラノ勢をはじめ、ゼコやサラーという即戦力を加えたローマ、地味ながら的確な補強を進めるナポリなどライバルが戦力値を高めているだけに、過去3シーズンのようにユーベが余裕の独走という展開は考えにくい。
CL出場権争いは、上記5クラブに加えて補強ポイントをしっかり埋めたラツィオ、そしてP・ソウザ新監督の下でこれから陣容改造が進みそうなフィオレンティーナが加わり、ELの出場権争いにはジェノバ勢とトリノあたりが絡んでくる構図だろう。
(ワールドサッカーダイジェスト2015.8.20号より加筆修正)
ケディラやマンジュキッチ、ディバラなどを獲得し、依然として総合力では頭一つ抜けているとはいえ、新たな「勝利の方程式」の確立には相応の時間が掛かるだろう。
そのうえ、陣容を大刷新したミラノ勢をはじめ、ゼコやサラーという即戦力を加えたローマ、地味ながら的確な補強を進めるナポリなどライバルが戦力値を高めているだけに、過去3シーズンのようにユーベが余裕の独走という展開は考えにくい。
CL出場権争いは、上記5クラブに加えて補強ポイントをしっかり埋めたラツィオ、そしてP・ソウザ新監督の下でこれから陣容改造が進みそうなフィオレンティーナが加わり、ELの出場権争いにはジェノバ勢とトリノあたりが絡んでくる構図だろう。
(ワールドサッカーダイジェスト2015.8.20号より加筆修正)