久保建英が途中出場で攻撃を活性化!マジョルカはAT弾で劇的勝利!「奇跡の残留」へ最終節を前に降格圏を脱出

2022年05月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

2試合連続でベンチスタート

ラージョ戦で64分から途中出場した久保。(C)Getty Images

 現地時間5月15日に開催されたラ・リーガ第37節で、久保建英が所属する18位のマジョルカ(勝点33)が、すでに残留を決めている12位のラージョ(同42)をホームに迎えた。

 勝たなければ、王者レアル・マドリーと対戦する17位のカディス(同35)の結果次第で、降格が決定してしまうこの一戦で、久保は2試合連続のベンチスタートとなった。

 そのマジョルカは13分、左ウイングバックのハウメ・コスタのクロスにFWムリチが得意のヘッドで合わせて、幸先よく先制ゴールを奪う。

 このまま1点リードで折り返して迎えた50分、敵FWファルカオに際どいヘッドを浴びるが、GKレイナが好セーブで防ぐ。

【動画】久保が流れを変える!劇的勝利を飾ったラージョ戦のハイライト

 しかし60分、セットプレーからパテ・ソスにヘディングシュートを叩き込まれ、同点に追いつかれる。すると64分、マジョルカは失点の前から準備をしていた二枚替えを敢行。サンチェスとJ・コスタを下げて、久保とダニ・ロドリゲスを投入する。

 右サイドに入った久保はそのダニ・ロドリゲスとともに攻撃を活性化。71分にはCKのこぼれ球をエリア外から左足で狙うも、強烈なシュートはGKの正面を突く。85分にも、ドリブルで持ち込んで右足でシュートを放つが枠に収められない。

 だが、後半アディショナルタイム2分、右サイドのクロスから、アブドンが劇的な勝ち越し弾。2―1でマジョルカが勝利を挙げた。

 カディスがマドリーと1ー1で引き分けたため、マジョルカは勝点36で並んだものの、直接対決の結果で上回り、17位に浮上。最終節を前に降格圏を脱出した。

 22日の最終節でオサスナとのアウェーゲームに勝てば、「奇跡の残留」が決定する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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