「『納得できない!』と言ったら…」佐藤寿人が新人時代の“契約金交渉”の舞台裏を明かす!「金額が10分の1くらいだった」

2022年05月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

「今思うとよく言ったなと思います」

新人時代のお金にまつわるエピソードを語った佐藤氏。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 Jリーグは5月11日、公式YouTubeチャンネルに最新コンテンツを投稿。ゲストで出演した元日本代表FWの佐藤寿人氏が、新人時代のクラブとの契約金交渉について、舞台裏を明かした。

 ジェフユナイテッド市原アカデミー出身の佐藤氏は、2000年にトップチームに昇格。その後、セレッソ大阪やベガルタ仙台を経て、2005年に移籍したサンフレッチェ広島では、11年連続で二桁得点を記録するなど、エースストライカーとして活躍。そして2019年、18年ぶりに古巣千葉へ復帰し、翌シーズン終了後、21年間のプロ生活にピリオドを打った。

 引退後の現在、主にサッカー解説者として活躍する佐藤氏は、Jリーグ公式YouTubeチャンネルの企画「Jリーグしか知らない世界」にゲストで登場。クラブとのお金の交渉について、「18歳から引退まで契約交渉は全部自分1人でやっていた」と話し、様々な知られざるエピソードを明かした。
 
 そのなかで、市原での新人時代にも言及。「ぼくも生意気なことがありましたよ」と切り出し、驚きの裏話を明かした。

「ほかのチームの選手は、高卒やユース上がりでもちゃんとした金額を契約金としてもらってプロの世界に入っているのに、当時僕らのクラブは、アカデミー出身者の金額がその10分の1くらいだった。『自分はなぜこの金額なんですか?』って祖母井(秀隆)さん(当時ジェフユナイテッド市原のGM)に言いました。今思うとよく言ったなと思います」

 金額面に納得できず、新人という立場ながら勇気を出して行なった訴え。その意思表示をクラブもしっかりと受け止め、認めてくれたと話す。

「そしたら、『分かった』という感じで、『お前はずっと代表に入っているし、代表活動でクラブの価値も高めてくれているから、ほかの人と同じ金額は出せないけど、妥協点の金額を出そう』と最終的に認めてくれました」

 動画内ではそのほかにも、日本代表の報酬やお金にまつわるカテゴリー毎の違い、選手のボーナス事情など、なかなか表には出てこない興味深いトークを繰り広げている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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