「晴らすべき恨みがある」リバプールFWサラー、“因縁の相手”のCL決勝進出に即反応! 敵国メディアは「マドリーへの警告だ」

2022年05月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「彼はキーウでの決勝戦をとても新鮮に記憶している」

マドリーの決勝進出に反応したサラー。(C)Getty Images

 現地時間5月4日に開催されたチャンピオンズ・リーグ(CL)の準決勝第2レグで、レアル・マドリーがホームでマンチェスター・シティと対戦した。

 アウェーでの第1レグを3-4で落としたマドリーは、スコアレスで迎えた73分に、リャド・マハレズに強烈なシュートを叩き込まれ、リードを2点に広げられる。

 しかし、90分に途中出場のロドリゴのゴールで1点を返すと、その1分後にもロドリゴがヘッド弾を叩き込み、2試合合計5-5の同点に。さらに延長戦に入って95分に、ベンゼマがPKを決めて勝ち越し、4シーズンぶり最多17度目の決勝進出を決めた。

【動画】90分から5分間で3発!驚異的な粘りを見せたマドリーがマンCに大逆転勝利
 このマドリーの勝利にいち早く反応したのが、決勝で相対することになったリバプールのエース、モハメド・サラーだ。

 エジプト代表FWは試合終了後すぐに自身のインスタグラムに、「僕らは晴らすべき恨みがある」と一言だけ投稿している。

 スペイン紙『AS』は「サラーのマドリーに対する警告だ」と報道。「リバプールのエジプト代表の言葉だ。彼はキーウでの決勝戦をとても新鮮に記憶しており、悪いことに、彼は負傷した」と伝えている。

 2017-18シーズン、リバプールはキーウで行なわれたCL決勝でマドリーと対戦。サラーは、当時マドリーの主将だったセルヒオ・ラモス(現パリ・サンジェルマン)に右腕を巻き込まれて肩を負傷し、30分過ぎに退場となって涙を流した。エースを失ったレッズは、1-3で敗れている。

 3日にビジャレアルを破って決勝進出を決めた後、サラーは「マドリーと対戦したい」と語っていた。もちろん、4年前の借りを返すためだ。

 S・ラモスはいなくなったが、"因縁の相手"との対戦にやる気満々の点取り屋の存在は、マドリーにとって厄介となりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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【動画&画像】S・ラモスに身体を巻き込まれて負傷し、涙を流すサラー

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