「ベストを尽くせなかった」マンC指揮官ペップ、まさかの大逆転負けに何を思う?「サッカーは予測不可能だ」

2022年05月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「選手はプレッシャーを感じていた」

シティをCL決勝に導けなかったグアルディオラ監督。(C)Getty Images

 現地時間5月4日に開催されたチャンピオンズ・リーグ(CL)の準決勝第2レグで、マンチェスター・シティはレアル・マドリーと敵地で対戦した。

 ホームでの第1レグを4-3で制したシティは、スコアレスで迎えた73分に、ベルナルド・シウバのパスを受けたリャド・マハレズが強烈なシュートを突き刺し、リードを2点に広げる。

 その後も決定機を作り出し、シティがこのまま勝利するかと思われたが、終盤にまさかのドラマが待っていた。90分にロドリゴに1点を返されると、その1分後にもロドリゴにヘッド弾を叩き込まれて、2試合合計5-5の同点に追いつかれる。

 これで完全に流れを引き渡してしまい、延長戦に入って95分に、ルベン・ディアスがカリム・ベンゼマを倒してPKを献上。これをベンゼマに決められ、この試合では1-3、アグリゲートスコア5-6で敗れ、CL初優勝の夢が絶たれた。

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 まさかの大逆転を許したシティのジョゼップ・グアルディオラ監督は試合後、『BT Sports』のインタビューに次のように語った。英公共放送『BBC』が伝えている。

「シンプルだ。前半は十分ではなかった。しかし、我々はれほど苦しまなかった。 ゴールを決めた後は良くなった。テンポと自分たちのサッカーができるようになり、選手は快適だった」

 その後に逆転されたことについては、「ラスト10分間は彼らが攻撃した。(エデル)ミリトン、ロドリゴ、ヴィニシウス(ジュニオール)、ベンゼマなど、多くの選手をボックス内に入れ、クロスを入れて2得点を挙げた」と振り返った。

「ベストを尽くせなかったが、準決勝では普通だ。そうしたくても、選手はプレッシャーを感じるものだ」

 ペップは「サッカーは予測不可能だ。だから、このような試合がある。 我々は、それを受け入れなければならない」と語り、言い訳はしなかった。

 失意のシティは、残り4試合で2位リバプールと1ポイント差の首位に立っているプレミアリーグ制覇を目指す。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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