「何が起こっているのか…」土壇場で2発のロドリゴが大逆転勝利を語る!「このシャツで最後まで戦うことを学んだ」

2022年05月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「90分の最初のゴールの時点ではまだ死んでいた」

大逆転勝利の立役者となったロドリゴ。(C)Getty Images

 現地時間5月4日に開催されたチャンピオンズ・リーグ(CL)準決勝の第2レグで、レアル・マドリーはマンチェスター・シティとホームで対戦し、3―1で勝利。第1レグは3―4で敗れたものの、2戦合計6―5とひっくり返し、4シーズンぶりの決勝進出を決めた。

 窮地のチームを救ったのが、68分から途中出場したロドリゴだ。90分にカリム・ベンゼマの折り返しから1点を返すと、そのわずか1分後にもダニエル・カルバハルのクロスからヘッド弾で叩き込み、なんと土壇場でトータル5―5の振り出しに戻してみせた。

 押せ押せムードとなったホームチームは、延長戦に入って5分にベンゼマがPKで勝ち越しゴールを奪っている。

 クラブ公式サイトによれば、劇的勝利の立役者となったロドリゴは、「準決勝で2ゴールを決め、マドリーをいつもいるべき場所、つまりチャンピオンズ・リーグの決勝まで連れて行けて、とてもうれしい」と喜びを伝えている。
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「(タイムアップの瞬間は)何が起こっているのか信じられず、チームメイトが言っていることさえ耳に入らなかった。僕らは負けていたし、90分に僕が決めた最初のゴールの時点ではまだ死んでいた。それからいったい何が起こったんだ」

 さらにブラジル代表FWは、「このシャツで僕らは常に最後まで戦うことを学んだ」と語り、粘り強さを発揮できた要因も明かしている。

「失点し、僕たちはほとんど死んでいたけど、僕の最初のゴールで、再び信じ始めたんだ。これまでも逆転を経験してきたからね。そして2点目が生まれた。でも今からはバプールのことを考えているよ。決勝戦に向けて、残されたラ・リーガの試合もある」

 最多記録を更新する14度目の優勝をかけ、最後に立ちはだかるのは前人未到の4冠へとひた走るリバプールだ。マドリーは頂上決戦を制し、決勝トーナメント1回戦のパリ・サンジェルマン戦の大逆転から始まったストーリーを最高の形で完結させられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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