元日本代表MFの松井大輔が５月４日、自身のYouTubeチャンネルで最新コンテンツを公開。高校時代から知る遠藤保仁について語った。

　ふたりはサッカーの名門、鹿児島実業高の出身。遠藤との初めての出会いについて松井は、「僕が中学３年のとき、鹿児島実業高に練習に行ったときに、もうヤットさんが２年生から試合に出ていた」と明かし、当時の印象を口にした。

「選手権でも見ていましたし、すごい選手がいるなと思っていました。高校時代から本当にみんなの憧れだった。後輩をいじめるとかもないですし、本当にマイペースな先輩でしたね」
 

　ともにプレーした日本代表時代も回想し、「性格は穏やかだけど、試合になるとスイッチが入る。周りがすごく見えていて、『ここにください！』というボールをワンタッチ、ツータッチで送ってくれるので、本当に助かっていました」と凄さを熱弁。そのうえで尊敬する点について、次のように語った。

「パスの精度はすごい。どんなにプレッシャーがあっても、どんなに寄せられていても変わらずしっかり正確なパスを出せる。あとビール腹っぽくなっているんですけど、よくそれで走れるなと思って（笑）。そこも凄いなと思います」
 
　動画の最後にインタビュアーから「遠藤選手に近いプレースタイルの選手は？」と訊かれた松井は、田中碧（デュッセルドルフ）が似ているとしつつ、「でもヤットさんみたいな感じのはいない。あんなに落ち着きのある選手はなかなかいないと思う」と唯一無二の存在であると強調した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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