「来季はもっと良くなる」マンUヴァランヌが反攻に自信!因縁のアヤックス指揮官との共闘には「とても興奮している」

2022年05月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

マドリー時代、CL4連覇の夢を打ち砕かれる

不安視される守備の立て直しへ、ヴァランヌのフルシーズンの活躍は欠かせない。(C)Getty Images

 反攻の2年目へ。マンチェスター・ユナイテッドのラファエル・ヴァランヌが決意を誓った。英公共放送『BBC』が5月3日付けで伝えている。

 29歳のフランス代表DFは、3度のラ・リーガや3連覇を含む4度のチャンピオンズ・リーグ(CL)制覇など、輝かしいタイトルを引っ提げ、昨夏にレアル・マドリーから加入。同じく新戦力のクリスチアーノ・ロナウドと共に、大きな期待が寄せられるも、度重なる怪我に悩まされ、プレミアリーグでの先発はここまで18試合と、主力になりきれず。

 チームとしても残り2試合で、2試合消化の少ない4位のアーセナルとは5ポイント差と、最低限の目標であるCLの出場権獲得も絶望的な状況となっている。

「もちろん、期待したような結果ではなかった」と振り返るヴァランヌだが、「僕はまだポジティブだし、次のシーズンはもっと良くなると思う」と、現アヤックス指揮官エリク・テン・ハーグを迎える新シーズンでの巻き返しには自信を見せる。

 マドリー時代の2018-19シーズンのCL決勝トーナメント1回戦でアヤックスと顔を合わせた際には、4連覇を阻止されているなかで、新監督の手腕に絶大な信頼を寄せている。
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「彼らはとても良いプレーをした。一緒に仕事ができることにとても興奮しているよ。彼は良い経験を持っていると思うし、このクラブで働くには良い人物だね」

 テン・ハーグ体制で取り組むべきことは、90分を通したゲームコントロールだと考えているようだ。

「試合中、もっとコントロールできるはずだ。20分から30分はとても良いプレーができるのに、その後の10分や15分は悪いプレーをしてしまうことがある。このような形で何度もポイントを失った。一貫していれば、もっと良くなると思う。だからそれは、僕たちが取り組まなければならないチームとしての作業だね」

 自身のフォームについても「フィットするにはプレシーズンをフルでこなすことが必要だけど、来シーズンはもっと良くなると思う」と語るヴァランヌ。プレミア挑戦2年目では、世界最高峰のCBとして別格のプレーを見せつけ、名門復権の立役者のひとりとなれるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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