「バルセロナ戦のようだった」後半の怒涛の反撃にクロップ監督は伝説の一戦を想起!「ハーフタイムには世界中が…」

2022年05月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

「比べるのは好きではないが…」

3シーズンぶりのCL制覇に大手をかけたクロップ監督。(C)Getty Images

 現地時間5月3日に開催されたチャンピオンズ・リーグ(CL)の準決勝第2レグで、リバプールはビジャレアルと敵地で対戦。41分までに2点を先行され、2戦合計で2―2に追いつかれるが、後半に入って62分にファビーニョ、67分にルイス・ディアス、71分にサディオ・マネと立て続けにネットを揺らし、最終的にはトータル5―2と力の差を見せつけた。

【動画】まさかの展開から怒涛の3発!後半に別チームとなったリバプール

 英紙『Daily Mail』によれば、自身4度目の決勝進出を決めたユルゲン・クロップ監督は、「嬉しいね。最初の1回目のような気分だ。この大会は世界最高だし、大好きだ」と興奮気味にコメント。後半の怒涛の反撃には、第1レグを終え0-3という絶体絶命の状況から、4―3にひっくり返した2018-19シーズンの準決勝、バルセロナ戦を思い出したようだ。

「ハーフタイムには、2―0が3―0になるのではと世界中が見ていたようだ。しかし、初めて押し込み、ハーフスペースに入ったとき、チャンスがあると思った。比べるのは好きではないが、そう、バルセロナや他の試合のようだったよ」

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 すでにリーグカップを制しているリバプールは、同じく決勝進出を決めているFAカップ、現在勝点1差で2位につけるプレミアリーグと合わせ、前人未到の4冠へまた一歩前進した。ドイツ人指揮官は、まずここまで辿り着いたことに小さくない手応えを示している。

「我々は(プレミアリーグのほかに)3つの大会に出場し、まだ終わっていない。前半は多くの人が、私たちが打撃を受けたことを喜んでいたかもしれないね。3つの決勝に進むのは難しいことだが、我々はそれを実現させたんだ」

 3シーズン前、リバプールはバルサを大逆転で破った勢いそのままに、決勝でのトッテナムとのイングランド対決も制し、14年ぶり6度目のCL制覇を達成した。クロップ体制7年目で、再び欧州クラブの頂点に立てるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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