INAC神戸、優勝がかかる敵地での広島R戦で0-1敗戦。17戦目で今季初黒星、戴冠は次節以降に持ち越し

2022年05月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

後半は攻勢を強めたが…

I神戸は、敵地での広島R戦で今季初黒星。優勝は次節に持ち越しとなった。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 INAC神戸レオネッサのWEリーグ優勝は次節以降に持ち越しとなった。

 5月4日に開催された延期分の第11節で、I神戸はサンフレッチェ広島レジーナと敵地で対戦。引き分け以上で優勝が決まる一戦で、立ち上がりはやや劣勢の展開を強いられ、自陣ゴール前まで攻め込まれるシーンも。ビルドアップでも広島Rのハイプレスの前になかなかテンポを出せない。

 攻撃に転じても、I神戸は相手の強度の高い守備に苦戦。そして29分、均衡が崩れる。先手を取ったのは広島R。右サイドから上野真実がクロスを供給。大きく浮いたボールはバーに当たり、その跳ね返りを中嶋淑乃が左足ダイレクトで叩き込む。

 I神戸は1点ビハインドで迎えた後半、さらに攻勢を強めて、まずは同点ゴールを狙っていく。
 
 ボールを握りながら、果敢に攻撃を繰り出していくが、思うようにフィニッシュに持ち込めない。広島Rの緊密なディフェンスが光る。

 結局、後半にスコアボードは動かず。1-0で広島Rが勝ち切った。ここまで14勝2敗と無敗を続けてきたI神戸は、17戦目にして今季初黒星。残り3試合で、2位の三菱重工浦和レッズレディースとの勝点差は9。I神戸は次節、5月8日にノジマステラ神奈川相模原と敵地で対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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