「私がここにいる限り…」クロップ監督はなぜリバプールとの契約を延長したのか? 異例の長期政権で黄金時代は続くか

2022年04月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

「自分自身に問いかけなければならなかった」

リバプールとの契約延長にサインしたクロップ監督。(C)Getty Images

 リバプールは現地時間4月28日、ユルゲン・クロップ監督が、2024年までだった契約を延長したことを発表した。同時に、アシスタントコーチのペピイン・ラインデルスとペーター・クラビーツの両氏も契約を延長したこともリリースされている。

 契約期間は明らかにしていないが、リバプールの地元紙『Liverpool Echo』などは2026年まで延長したと報じている。

 現在54歳のドイツ人指揮官は、2015年10月にリバプールの監督を就任。低迷してチームを立て直し、2018-2019年にはチャンピオンズ・リーグ(CL)制覇、翌シーズンには30年ぶりのトップリーグ優勝に導いた。

 就任7年目の今シーズンも、すでにリーグカップで戴冠を果たし、プレミア、CL、FAカップと前人未到の4冠の可能性を残している。

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「この場所にはたくさんの魅力がある。ここに到着してから、それをさらによく知るようになり、今ではこれまで以上に魅力を感じている」

 クラブ公式のインタビューでそう語ったクロップ監督は、「自分自身に問いかけなければならなかった。私が長く滞在するのは、リバプールにとって正しいのか? 2人のアシスタントコーチとともに、答は『イエス』であるという結論に達した」と続けている。

 そして、契約を延長した理由について、「このクラブについて、私たちにはまだ新鮮な気持ちがあり、それが私に活力を与える。私がここにいる限り、オーナーはこのクラブについて信じられないほど熱心で精力的であり、この先の未来にも当てはまるのは明らかだ」と話している。

「私は真実に答えるのにそれほど長くは必要なかった。答えはとても簡単だった…私はここが大好きで、いい気分なんだ!」

 現代サッカーでは異例とも言える長期政権となるクロップ監督の下、リバプールの黄金時代はさらに続くだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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