「彼らがいてこそ」リバプール指揮官クロップ、南野拓実ら“控え組”への想いを熱弁!「苦しくもあるだろうが…」

2022年04月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「彼らも絶好調なんだ」

チームの一体感を強調したクロップ監督。(C)Getty Images

 現地時間4月24日に行なわれたプレミアリーグ第34節で、リバプールは本拠地アンフィールドでエバートンに勝利。相手の固い守備に苦しめられたが、アンドリュー・ロバートソン、ディボック・オリギの得点で、2-0の完封勝利を収めている。

 試合後に記者会見に臨んだユルゲン・クロップ監督は「80%のポゼッションでも相手を崩し切れず、カウンターの恐ろしさもあった。それでも結果を手にできて満足している」と語ったという。現地紙『Liverpool Echo』や英紙『The Mirror』が伝えている。

 そして、記者から首位マンチェスター・シティと勝点1ポイント差を維持し続けている2位リバプールの現状について問われると、「勝利が必須。今後、落とせるポイントはほとんどないだろう」とコメントしている。
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「チームの状態はとても良いし、オリギも素晴らしかった。彼は私にとってファンタスティックなサッカー選手だ。頻繁に彼を起用するわけではないから馬鹿らしく聞こえるかもしれないが、彼は間違いなくワールドクラス。ピッチ内外で伝説だよ。トレーニングの態度からもそう信じられる。他の選手たちもメンバーに入っていないけれど、とてもいい状態だった」

 そして、この試合でベンチ外になった選手たちについても熱弁した。

「(アレックス・)オックスレイド=チェンバレン、(ハービー・)エリオット、南野(拓実)、リース・ウィリアムズも絶好調なんだ。試合に出ている選手たちの活躍を見守るのは苦しくもあるだろう。でも、彼らがそういう状況にあっても、チームでの振る舞いが最高であるからこそ、我々がこのようなことを成し遂げられている理由なんだ」

 プレミアリーグは残り5試合。すでにリーグカップを獲得し、プレミア、FAカップ、そしてチャンピオンズ・リーグを含む4冠を視野に入れているリバプールにとっては、勝点を落とせない戦いが続くなか、南野ら"控え組"にもチャンスは巡ってくるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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