バルセロナが本拠地カンプ・ノウで公式戦3連敗。指揮官シャビは苛立ち隠せず「我々はもっと報われるべき」

2022年04月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「チャンスは作った。ゴールに入らなかっただけ」

シャビの言葉もむなしく響くのみ。(C)Getty Images

 現地時間4月24日、ラ・リーガの延期となっていた第21節バルセロナ対ラージョ・バジェカーノの一戦が行なわれ、現在2位の前者が0-1で敗れた。

 バルサはこれで、ヨーロッパリーグ準々決勝第2レグのフランクフルト戦、第33節カディス戦に続く黒星。いずれも本拠地カンプ・ノウでの敗戦だ。現地紙『MARCA』によれば、カンプ・ノウで行なわれる試合で、1シーズン内で公式戦3連敗は、クラブ史上初の不名誉な記録だという。

 7分に先制点を献上したバルサは、一方的に攻め続けながらも得点を奪うことができなかった。この敗戦で、首位レアル・マドリーとの15ポイント差を詰められず、もともと絶望的だった逆転優勝の可能性がほぼ消滅した。

 シャビは試合後の記者会見で「苛立っているし、失望している」とコメント。肩を落とし、怒りも滲ませたという。
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「我々はもっと報われるべきだ。確かに前半は自分たちらしくなかったが、後半は良くなって、良いチャンスも作った。ただ、ゴールにボールが入らなかっただけ。カディス戦と同じようなものだ。相手チームは命がけでプレーしているし、我々は相手のその熱意に対峙しなければならない。

 自分たちが良いスタートを切れないばかりに、試合が複雑になってしまうこともある。リードしていればすべてをコントロール可能だ。我々は個性がないわけではなく、もっとうまく試合を始める必要がある」

 シャビは「リーグ2位がモチベーションにならないのは理解できるが、チャンピオンズ・リーグの出場権を獲得するために前を向く」とコメント。だが、この試合で先発したフレンキー・デヨングが、交代に不服な様子を見せてすね当てを放り投げる姿も目撃されるなど、チーム内の雰囲気も懸念されている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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