「リーグ最強のチームだ」モウリーニョ、自軍の無敗記録を止めた古巣インテルを絶賛!「スクデットを獲得してほしい」

2022年04月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

「いい意味で動物がたくさんいるチームだ」

古巣のインテルを称えたモウリーニョ監督。(C)Getty Images

 ローマのジョゼ・モウリーニョ監督が、試合後に"インテル愛"を垣間見せた。クラブ公式サイトが伝えている。

 現地時間4月23日に開催されたセリエA第34節で、ローマはインテルと敵地で対戦し、1―3で完敗。1月9日のユベントス戦以来続いていたリーグ戦の無敗記録が、12試合(7勝5分け)でストップした。
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 2009-10シーズンにインテルをイタリア史上初の3冠に導いたモウリーニョ監督は、現在の古巣の強さを実感したようだ。  

 以前に「彼らは動物のように働いてくれる。私は動物が大好きだ。ボールがないところで物凄いハードワークをしてくれる」と自軍の選手を褒め称えていた指揮官は、そのお気に入りの表現を用いて、ライバルクラブに賛辞を寄せている。

「彼らは戦術的、技術的、身体的にあらゆる面で優れた選手を擁し、リーグ最強のチームだ。さらに付け加えるなら、いい意味で動物がたくさんいる。彼らはとても強い。インテルに勝つためには、今シーズン何週間かあったように、彼らが少し苦しんでいるときに対戦するか、絶対に完璧でなければならない。今夜、私たちは完璧ではなかった」
 
 さらにポルトガル人指揮官は「3か月間、セリエAで負けなしだった後に、試合に負けなければならないのなら、我々より強い相手に負ける方がいい」「インテルは本当に良いチームだ、選手たちには全く失望していない。もし相手がインテルではなく、中位のチームだったら、勝つために十分な力を発揮できたはずだ」とも語った。

 そのうえで、「インテルになら負けてもいいのか?」といったニュアンスの質問を投げかけられると、こう答えている。

「いやいや、そんなことはない。私はインテルが大好きだし、インテルも愛してくれている。でも、私は全ての試合に勝ちたいんだ。今シーズンはもうインテル、ミラン、ユベントス、ナポリと対戦する必要がないから、それならインテルにスクデットを獲得してほしいものだがね。まあ要するに、私はインテルが好きだが、ローマも好きだし、今の仕事も好きだ。勝つために給料をもらっているんだ」

 ローマは現在、1試合消化の少ない4位のユベントスと、5ポイント差の5位に位置している。厳しい状況に追い込まれてはいるが、チャンピオンズ・リーグの出場権(4位以内)を獲得できるか。スペシャル・ワンの手腕に期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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