川崎、攻勢実らずジョホールとスコアレスドロー。マレーシア王者相手に1点が遠く首位浮上ならず

2022年04月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

主導権を握るも相手の守備を崩し切れず…

川崎はジョホール相手に最後までネットを揺らせず。0-0の痛み分けで決着した。(C)Getty Images

 川崎は4月21日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ第3戦でジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)と対戦。最後まで1点が遠く0-0のドローに終わった。

 ここまで1勝1分でグループIの2位につける川崎は、2連勝でグループ首位に立つマレーシア王者のジョホールと激突。スタメンには谷口彰悟や山根視来、レアンドロ・ダミアンら主力メンバーが名を連ねた。

 川崎は奪われても守備への切り替えが速く、すぐさまボール奪取。主導権を握ると13分、ペナルティエリア左に進入したマルシーニョの折り返しに、ゴール前でL・ダミアンが左足で合わせるも、シュートはゴールの左に外れる。

 27分には、ジョアン・シミッチの前線への浮き球のパスにマルシーニョが左サイドを抜け出し、クロスを供給。これがGKに当たり、そのこぼれ球に反応した遠野大弥がペナルティエリア中央からシュートを放つが、精度を欠いて枠に飛ばず。

 41分にはジョホールのベルクソンにシュートを打たれるも、山村和也が身体を張ってブロック。ひやりとする場面でも守備陣が冷静に対応し、スコアレスで前半を折り返す。
 
 川崎は後半もボールを握ったが、相手の激しいマークに苦戦し、なかなか前進できず。シュートまで持ち込めない時間が続く。

 71分にはGKの立ち位置を見極めたL・ダミアンが意表を突くロングシュートを放つも、ゴール左にそれる。その3分後に佐々木旭が放った強烈なミドルシュートも枠を捉えられず。

 川崎は試合を通して再三チャンスを得るも、最後までネットを揺らすことはできず。ゲームはスコアレスドローで決着。勝てば首位浮上となる重要な一戦だっただけに、悔しい痛み分けとなった。

 次戦は24日、ふたたびジョホールと対戦。日本時間23時キックオフ予定だ。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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