浦和が大邱に0-1敗戦。ボールは握るも敵の堅牢な守備に最後まで苦しみ、3連勝ならず

2022年04月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

長身ゼカにヘディングシュートを叩き込まれる

大邱の堅守に手を焼いた浦和が0-1の敗戦。今大会初黒星を喫した。(C) 2022 Asian Football Confederation (AFC)

 浦和は現地時間4月21日、タイで集中開催されているアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ第3節で韓国の大邱と対戦し、0-1で敗れた。

 浦和のスターティングメンバーは、GKに鈴木彩艶、4バックに酒井宏樹、岩波拓也、アレクサンダー・ショルツ、大畑歩夢、ダブルボランチに伊藤敦樹と岩尾憲、2列目に小泉佳穂、江坂任、松尾佑介、CFにキャスパー・ユンカーという顔ぶれに。

 立ち上がりからボールを握り、攻撃の糸口を探っていく浦和。大邱の人数をかけた守備からのカウンターには、慌てることなく対応していく。

 前半が30分を過ぎても、浦和は敵の分厚い守備網を崩すことができない。攻めあぐねる時間帯が続くなか、焦れずにボールを動かしながらチャンスをうかがっていく。

 ポゼッションで大きく上回りながらも、ゴール前のシーンをなかなか作ることができず、前半を0-0で折り返す。

 迎えた後半、やや攻勢を強めてきた大邱に先制を許す。53分、右サイドからクロスを入れられると、長身FWのゼカにヘディングシュートを叩き込まれる。
 
 まずは同点を狙う浦和のリカルド・ロドリゲス監督は、67分に一気に"4枚替え"。小泉、松尾、岩尾、大畑をベンチに下げ、ダヴィド・モーベルグ、関根貴大、明本考浩、柴戸海を投入する。

 相変わらずボールを保持しながら、攻撃を仕掛けていく浦和だが、思うようにフィニッシュに持ち込めない。75分にはCKのチャンスで酒井が好機を迎えるも、渾身のヘッドはバーの上。

 89分にはユンカー、ショルツに立て続けに決定機が訪れるも、決めきれず。最後までビハインドを覆せなかった浦和。セーラーズとの初戦は4-1、続く山東泰山戦は5-0と連勝で迎えた大邱戦だったが、3連勝はならず、今大会初黒星を喫した。次節は4月24日に再び、大邱と対戦。日本時間で20時にキックオフ予定だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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